Home » Pumpfunが30億円超のソラナをCEX送金、売却による下落懸念

Pumpfunが30億円超のソラナをCEX送金、売却による下落懸念

12.05.2025 7:50 1 分で読了 Kaiki Tsuchioka
シェアする: シェアする
Pumpfunが30億円超のソラナをCEX送金、売却による下落懸念

Pump.funが1,320,000SOL(約33億円)を取引所Krakenに送金。定期的な収益処理と市場動向に与える影響を解説。

ソラナ(SOL)のミームコイン発行プロトコルPump.funは11日、執筆時点で約33億円を超える規模の13万2000 SOLを暗号資産(仮想通貨)取引所Krakenへ送金した。

同プラットホームは、直近で4月25日と5月2日にも、それぞれ11万7913 SOL(約26.4億円)、11万8718 SOL(約25.9億円)を同様にKrakenへ送金。

一部アナリストの間では、大量のSOLが中央集権型取引所に送られることで、短期的な売り圧力が発生しやすく、相場のボラティリティや流動性に影響する可能性が危惧されている。

過去1年で1,000億円超のSOLを売却

Pump.funは、だれでも数クリックでミームコインを発行できるプロトコルとして注目され、利用者による取引手数料をSOLで蓄積してきている。

Pump.funは、過去1年間で合計約1000億円を超える規模の約386万8000 SOL(平均価格183.3ドル)を売却しており、RaydiumやOrcaなど他ソラナ系プロジェクトと比べても最大級の収益実績を持つ。

今回のPump.funの送金は、ソラナの価格動向とも関係があると指摘されている。

ソラナ価格は、過去1週間で+20%、過去30日間で+40%以上の上昇を見せている。

今回の送金も直近の価格上昇局面と重なったが、これまでのパターンを見る限り、プラットフォームの運営方針として蓄積した手数料を一定量ごとに換金しているだけだと見られる。

過去1年の累計と今後の動向

Pump.funは最近、独自の分散型取引所(DEX)「PumpSwap」をローンチし、即時かつ無料でのトークン移行を可能にしている。

従来のRaydiumへのトークン移行に伴う6 SOLの上場手数料を廃止したことが注目され、同プラットホームの預かり資産額(TVL)は立ち上げから執筆時点までに1億ドルを超えている。

今後は、クリエイター向けの収益分配モデルを導入予定となっており、ユーザーの利便性向上とプロジェクトの持続可能性を強化する。

2020年より暗号資産(仮想通貨)投資を開始。2021年より暗号資産の情報をブログ、メルマガなどで発信開始。2025年よりCryptoDnesに参画。

Telegram

シェアする: シェアする
もっと アルトコイン ニュース
まだコメントはありません!

あなたのメールアドレスは公開されません。