世界最大のステーブルコインUSDTを発行するテザー社は4月30日、米国市場に特化した新たなステーブルコイン製品のローンチを計画しているとCNBCが報じた。
新たなステーブルコインの導入時期は、早ければ2025年後半から2026年初頭を見込んでいる。
ただし、この計画は米国の議員による規制の明確化、特に現在議会で議論されているステーブルコイン法案の成立状況に左右されるという。
テザー社のパオロ・アルドイノCEOによると、USDTは時価総額が1,500億ドル(約21兆4,500億円)を超え、暗号資産(仮想通貨)取引、送金、デジタルコマースにおいて、米ドルの最も成功した「輸出製品」の一つと表現されている。
しかし現在、米国内のステーブルコイン利用はサークル社のUSDCが主流であり、世界的に普及するUSDTの米国内での利用は限定的だ。
テザー社は、新製品により、USDTが持つ経済的な価値を強調し、米国市場での競争力強化を狙う。
この新しいステーブルコインが市場に導入されれば、米国内での仮想通貨 投資の選択肢がさらに広がることになるだろう。
テザー社は2024年に、主に米国債やその他の流動性の高い金融商品への投資から、約140億ドル(約2兆20億円)近い純利益を報告している。
また同社は、米当局と協力し、計画中の新製品が予想される連邦ガイドラインに準拠するよう準備を進めている。透明性の確保や犯罪対策を重視する姿勢を強調している。
政治的な側面では、最近米国におけるステーブルコイン法案の審議は遅延も見られたが、ドナルド・トランプ新政権の仮想通貨規制を優先する最近の政治的な公約もあり、進展の機運が高まっている。
具体的な製品仕様は未公開だが、新ステーブルコインはUSDTのグローバルな構造とは異なり、連邦政府の規制枠組み内で運用される見込みだ。
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