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DeFi開発企業、ソラナ購入資金として34億円超を調達

02.05.2025 10:23 1 分で読了 Hideaki Wakabayashi
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DeFi開発企業、ソラナ購入資金として34億円超を調達

DeFi Development Corpは1日、ソラナ(SOL)トークンの取得を含む企業活動強化のため、2400万ドル(約34億3200万円)の第三者割当増資(PIPE)を確保したと発表した。

同社はGalaxy Digital、Amber International Holding Limited、Arrington Capital、Republic Digital、Borderless Capital、RK Capital、Great Point Capitalなど有力投資家との間で証券購入契約を締結。

この取引により約31万株の普通株式と約21万5000株の事前資金調達済みワラントを1株あたり46ドルで売却する見込みだ。

機関投資家からの強い支持

今回の資金調達にGalaxy Digitalやアンバー・インターナショナルといった大手投資家が参加していることは、DeFi Development Corpのソラナ中心戦略に対するアルトコイン市場の信頼度の高さを示している。

同社の株価は年初来で1300%以上上昇しており、市場が同社のソラナ蓄積戦略を高く評価していることを反映している。

この成功は、ソラナが高速処理能力と低コストを特徴とする有力な分散型金融(DeFi)プラットフォームとして認識されていることに起因する。

特に機関投資家の間で仮想通貨への関心が高まっていることも、DeFi Development Corpのような特定の暗号資産(仮想通貨)投資戦略を採用する企業への需要を後押ししている。

ソラナ準備金戦略と今後の展望

2025年5月1日現在、DeFi Development Corpは約317,273 SOLを保有しており、その価値はステーキング報酬を含め約4620万ドル(約66億800万円)に相当する。

同社CEOのジョセフ・オノラティ氏は「この資金調達は、公開市場で最も透明性の高い新しい仮想通貨ネイティブの財務手段を構築するという当社の使命における重要な節目となる」と述べている。

同社は長期保有とステーキングを重視する方針を示しており、ソラナエコシステムへのコミットメントと投資家へ「1株あたりのSOL成長」を提供していく意向を強調している。今回のPIPE取引で調達された資金は、主にソラナ準備金の拡大に充てられる予定だ。

以前はJanoverとして知られていた同社は、最大10億ドル(約1430億円)の証券募集を計画しており、今後さらなる資金調達を進める可能性がある。

2021年に仮想通貨投資を始める。以降、同分野での専門的な知識を深めながら自身のブログ・ライターとしても活動。仮想通貨に関する深い理解を活かして複数のメディアで多くの記事を執筆。初心者に寄り添った簡潔な解説を得意とする。

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