トヨタ、BYD、ヤマハがボリビアでUSDT決済導入|テザー発表

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ボリビアでUSDT決済が可能になったトヨタの自動車とテザーのロゴ

テザーはボリビアで、トヨタ、BYD、ヤマハなどUSDT決済を導入。経済不安を背景に、同国でデジタルドルとしての利用が拡大。

テザー(USDT)を発行するテザー社のパオロ・アルドイノCEOは21日、ボリビアでトヨタ、BYD、ヤマハの3社がUSDTでの決済に対応したことを明らかにした。

ボリビア中央銀行の統計によると、2025年上半期の暗号資産(仮想通貨)取引額は2億9400万ドルと前年同期の4650万ドルから630%の急増を記録。

同氏は「Tu vehiculo en dolares digital(あなたの車をデジタルドルで)」との画像を共有し、USDTを新興市場における数億人のデジタルドルと位置づけた。

急速に拡大する仮想通貨利用

ボリビアで仮想通貨決済が急拡大している背景には、2024年6月のクリプト禁止令解除がある。

政府は規制第082号により、金融機関が電子決済チャネルを通じて仮想通貨取引を処理することを認可した。

2024年10月にはビサ銀行がUSDTのカストディサービスを開始し、金融インフラの基盤構築が進んでいる。

仮想通貨取引の急成長は、ボリビアの経済状況と密接に関連している。

米ドル不足が深刻化する中、ボリビア国民は自国通貨ボリビアーノの価値下落に対するヘッジとして、ドルに連動するステーブルコインに注目している。

ボリビア中央銀行の報告によると、2025年5月の月間取引額は過去最高の6800万ドルに達した。

ラテンアメリカ全域への波及効果

今回の自動車業界でのUSDT導入は、ラテンアメリカ全域で進む仮想通貨戦略の一環でもある。

チェイナリシスのデータによると、同地域では2023年7月から2024年6月の間に4150億ドル規模のデジタル資産が処理された。

2025年の世界トップ20仮想通貨採用国ランキングでは、ブラジル(5位)、ベネズエラ(18位)、アルゼンチン(20位)がラテンアメリカから選出されている。

トヨタは以前からブロックチェーン決済プロジェクトに取り組んでおり、イーサリアム(ETH)のERC-4337標準に基づくモビリティ指向アカウントシステムの計画を発表している。

このシステムは車両固有のブロックチェーンIDを作成し、完全自律運行をサポートする設計となっている。

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CryptoDnesニュースライター
CryptoDnes日本語版ライター。2021年に仮想通貨投資を始める。以降、同分野での専門的な知識を深めながら自身のブログ・ライターとしても活動。仮想通貨に関する深い理解を活かして複数のメディアで多くの記事を執筆。初心者に寄り添った簡潔な解説を得意とする。
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