ポリマーケットでインサイダー取引か|マドゥロ氏逮捕に不審な賭け
ベネズエラのマドゥロ大統領逮捕直前に、予測市場ポリマーケットで不審な賭けが行われ、インサイダー取引の疑いが浮上している。
ブロックチェーン分析企業のLookonchainは4日、予測市場ポリマーケットで極めて不審な取引が行われたと報告した。
マドゥロ大統領逮捕直前に高額賭け、予測市場で巨額利益
同社の報告によると、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領の排除をめぐる予測市場で、3つの新規ウォレットが逮捕報道直前に高額な賭けを行い、巨額の利益を上げていたことが明らかになった。
報告によれば、ウォレット「0x31a5」は約3万4000ドルを投じ、約40万9900ドルの利益を得たという。
その他2つのウォレットも同様に高額のリターンを記録しており、3つのウォレットによる合計利益は63万484ドルに達した。これらの取引は、米軍による作戦の実行と時期が完全に一致していた。
Three insider wallets on #Polymarket bet on Venezuelan President Maduro being out of office just hours before his arrest, netting a total profit of $630,484!
The three wallets were created and pre-funded days in advance.
Then, just hours before Maduro's arrest, they suddenly… pic.twitter.com/VRAkQh8i9a
— Lookonchain (@lookonchain) January 4, 2026
その後、トランプ米大統領がSNS上で作戦成功とマドゥロ氏の拘束を発表したこともあり、市場関係者の間では、発表直前のタイミングで賭けが行われたことに注目が集まっている。
取引が行われたのは、ユーザーが将来のイベント結果を予測して取引できるプラットフォームポリマーケットだ。決済には米ドル連動のステーブルコインUSDCが使用されている。
インサイダー取引の疑いと規制議論
Lookonchainは、今回の取引パターンにインサイダー取引の兆候が見られると指摘している。
3つのウォレットはいずれも過去の取引履歴がなく、資金は賭け直前に送金され、結果確定後すぐに引き出されていた。
また、取引対象もベネズエラ関連に限定され、他市場への分散は見られなかった。
この事態を受け、米議会では予測市場におけるインサイダー取引防止の議論が再燃。リッチー・トレス下院議員は、政府関係者による市場参加を制限する法案を提出する見込みだ。
また、競合プラットフォームKalshiも、コンプライアンス体制の強化とインサイダー取引禁止を強調している。
専門家は、透明性の確保と規制の明確化が、ビットコイン(BTC)をはじめとする仮想通貨市場全体の健全な発展に不可欠だと指摘する。


必要な項目を入力して公開する