ECB総裁、バイナンスのEU参入反対か|ギリシャでの申請却下

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ECBラガルド総裁がバイナンスのEU参入を阻止する象徴的なグラフィック

欧州中央銀行のラガルド総裁がバイナンスのEU市場参入に反対したと報じられた。ギリシャでの認可が却下される見通し。

暗号資産(仮想通貨)取引所大手のバイナンスは17日、ギリシャでのライセンス申請が却下される見通しであることを明らかにした。

ギリシャでの認可却下とECB総裁の反対

報道によると、ギリシャの資本市場委員会はバイナンスのライセンス申請を却下する見込みだ。

バイナンスは約18カ月間にわたり、ギリシャでの申請手続きを慎重に進めてきた。

同社はEUの包括的な暗号資産(仮想通貨)規制であるMiCAの要件を十分に満たしていると考えていたという。

ギリシャ当局による審査はすでに完了しており、欧州証券市場庁のレベルでも詳細な検討が行われた。バイナンスは今回の事態を受け、6月30日までに今後の対応について新たな発表を行うとしている。

フランスのメディアによると、欧州中央銀行(ECB)のクリスティーヌ・ラガルド総裁がバイナンスのEU参入に反対したとされる。

ギリシャ政府との協議において、この反対意見が当局の厳しい姿勢に影響を与えたとみられている。

ステーブルコインの運用や市場の集中度、コンプライアンスに対する政治的な懸念が審査を困難にした背景にあるようだ。

迫るMiCA期限とフランスへの期待

EUでは7月1日にMiCAの移行期限を迎えるという厳格なスケジュールが存在する。この期限以降、正式な認可を受けていない仮想通貨企業は、EU圏内の顧客に対するサービス提供を停止しなければならない。

ギリシャでの却下が確定すれば、バイナンスはEU全域で合法的に事業を展開する重要なルートを失う可能性がある。

バイナンスはすでに欧州の複数の国で規制対象となる事業体を保有し、各国のルールに従って運営を行っている。しかし、個別の国での認可だけでは、EU全域での包括的なサービス提供に必要なMiCA認可の代わりにはならない。

ギリシャでの道が事実上閉ざされつつある現在、フランスが唯一の現実的な選択肢として浮上している。

報道によると、現時点でバイナンスはフランスの金融市場庁に対して正式なライセンス申請を行っていない。規制の期限が目前に迫る中、同社がフランスでの認可取得に動くのか、あるいは別の戦略をとるのかが焦点となっている。

EU市場での活路をどのように見出すのか、今後の動向に大きな注目が集まっている。

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CryptoDnesニュースディレクター
2020年より暗号資産(仮想通貨)投資を開始。2021年より暗号資産の情報をブログ、メルマガなどで発信開始。2025年よりCryptoDnesに参画。
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