仮想通貨ファンド、5週ぶり流出超過|イーサリアムが最大流出

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マクロ経済の不安による仮想通貨ファンドからの資金流出

仮想通貨関連ファンドから5週間ぶりに約658億円が流出。マクロ経済の懸念やFOMCの姿勢が影響した。

暗号資産(仮想通貨)関連ファンドは27日、5週間ぶりに資金流出超過へ転じた。

マクロ経済の不透明感から資金流出

関連商品全体で4億1,400万ドル(約658億2,600万円)の純流出となり、運用資産総額は1,290億ドル(約20兆5,110億円)に減少している。

これまで19週連続で総額294億ドル(約4兆6,746億円)の資金流入が続いていたが、そのトレンドが途切れる形となった。

今回の流出の主な要因は、中東情勢の緊張やインフレ懸念の高まりだ。3月に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)が示したタカ派的な姿勢も、市場に影響を与えている。市場の予想が利下げから利上げへと変化し、警戒感が広がった。

機関投資家は金融引き締めを懸念し、リスク資産から資金を引き揚げている。地域別に見ると、米国を拠点とするファンドから4億6,400万ドル(約737億7,600万円)が流出。

一方で、ドイツやスイス、カナダでは純流入を記録している。マクロ経済の動向に対する反応が、地域によって大きく分かれる結果となった。

イーサリアムが最大の流出を記録

銘柄別では、イーサリアム(ETH)が2億2,200万ドル(約352億9,800万円)と最大の流出となった。

規制関連のニュースが影響し、年初来の純流出額は2億7,300万ドル(約434億700万円)に到達。市場の不確実性が、特定の銘柄に強く影響している。

ビットコイン(BTC)も1億9,400万ドル(約308億4,600万円)の流出を記録した。

しかし、年初来では9億6,400万ドル(約1,532億7,600万円)の流入を維持している。一時的な後退はあるものの、年間を通じた機関投資家の蓄積傾向は崩れていない。

その他の銘柄では、ソラナ(SOL)が1,230万ドル(約19億5,570万円)の流出となった。

対照的に、XRPは1,580万ドル(約25億1,220万円)の流入を記録し、数少ないプラス銘柄となっている。アルトコインの間でも資金の動きに違いが見られる。

今回の資金流出は、マクロ経済の再評価に伴う一時的な動きとみられる。仮想通貨市場からの根本的な資金逃避ではなく、今後の経済指標次第で再び資金が流入する可能性もある。

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CryptoDnesライター・編集者。2021年頃からビットコインに触れ、イーサリアムやNFTへの投資を開始。自身のブログを運営しながら、暗号資産(仮想通貨)の知識を学ぶ。最新テクノロジーや仮想通貨の大手メディアで、記事を多数執筆。専門は仮想通貨、WEB3、NFTなど。
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