USDC貴金属交換サービスCircleMetalsは偽発表|サークル社が否定

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Circleの偽プラットフォーム警告、PC画面を警戒するセキュリティ専門家

USDC発行元サークル社は、貴金属取引プラットフォームCircleMetalsの立ち上げに関するプレスリリースが偽物であると正式に否定した。

米ドル建てステーブルコインUSDCを発行するサークル社は25日、貴金属取引プラットフォーム「CircleMetals」に関するプレスリリースが偽物であることを確認した。

偽の発表では、USDCとトークン化された金(GLDC)や銀(SILC)を24時間365日交換できる新サービスを提供すると主張していた。

さらに、これらのトークンはニューヨーク商品取引所に関連した流動性で裏付けられていると説明されていた。

巧妙な手口とウォレット接続の危険性

サークルの広報担当者は、これらはいずれも事実ではないと明確に否定。同社は公式発表以外の情報に注意するよう、投資家や利用者に呼びかけている

今回の偽発表では、サークルの正規ブランディングを使用し、ジェレミー・アレールCEOを含む幹部のコメントを捏造するなど、非常に巧妙な手口が用いられた。

ユーザーに対しては「1.25%のCIRM報酬」を提供すると謳われていたが、主要ブロックチェーン上でGLDC、SILC、CIRMといったトークンの存在は確認されていない。

特に問題視されるのは、偽のCircleMetalsウェブサイトがユーザーに仮想通貨ウォレットの接続を求めていた点だ。

セキュリティ専門家は、これは資金を盗み取るための典型的な手口であり、強い警戒を呼びかけている。

メタマスクなど個人ウォレットを使用する際は、接続先の正当性を慎重に確認する必要がある。

祝日を狙った犯行と市場への警鐘

今回の偽情報は、企業の業務が縮小するクリスマス休暇の時期を狙ったものと見られる。

米国企業の多くが休業や縮小営業となるタイミングを狙うことで、詐欺発覚までの対応を遅らせる意図があったと考えられる。

また、攻撃者はサークルの信頼性の高いブランドを悪用し、世界第2位のステーブルコイン発行者としての地位を利用して投資家を欺こうとした形跡がある。

ニューヨーク商品取引所への言及などで技術的信憑性を装うことで、経験の浅い投資家を標的にした事例であり、現実資産のトークン化という業界トレンドを悪用した典型例でもある。

今回の事件は、公式チャンネルでの情報確認の重要性を改めて示すものであり、安全に仮想通貨投資を続けるためには、こうした巧妙な詐欺手口への理解が不可欠だ。

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CryptoDnes日本語版暗号資産アナリスト。2020年に仮想通貨投資を開始し、ビットコインからアルトコイン、RWAに至るまで、多様な分野での投資経験を積む。25年よりCryptoDneに参画。
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