米サムザップ、1000万ドルの自社株買いへ|750万DOGE保有
Thumzupが1000万ドルの自社株買いを公開。ビットコインやドージコインも保有し、AI投資とは異なる独自戦略で株主価値向上を目指す。
デジタル広告会社のThumzup Mediaは24日、取締役会が1000万ドル規模の自社株買いプログラムを承認したことを明らかにした。
このプログラムは2026年12月31日まで継続される。
同社は以前に発表した100万ドルの自社株買いを完了したばかりだった。
Thumzupの公式発表によると、19日時点で、普通株式21万2432株を1株あたり加重平均価格4.71ドルで取得している。
Thumzup announces $10 million share repurchase program, reflecting confidence in our long-term strategy and our commitment to delivering value to shareholders.
We also highlight our digital asset treasury:
₿ 19.106 Bitcoins
~7.5M DogecoinsRead the press release:… pic.twitter.com/Z8oEKrIZz5
— Thumzup Media Corporation (@thumz_up) September 24, 2025
仮想通貨保有と独自の資本戦略
Thumzupはトランプ家が支援するソーシャルメディア企業として知られる。
同社はデジタル広告事業に加え、暗号資産(仮想通貨)保有も戦略の柱に据えている。
公式発表では、同社のデジタル資産として1万9106BTCと約750万DOGEを保有していることが明記された。
これは、株主価値の向上を目指す同社の戦略的な取り組みの一環であり、ドージコインのようなミームコインへの投資という点で異例だ。
この動きは、2025年の米国市場の潮流とは一線を画す。
同年、米国企業の自社株買いは8月中旬までに累計1兆ドルを超え、1982年以来のハイペースを記録した。
しかし、2025年第2四半期には、多くの企業がAIインフラへ資本を振り向けたため、自社株買いは前期比20.1%減の2346億ドルとなった。
ゴールドマン・サックスの分析では、大手IT企業7社によるAI関連の設備投資が自社株買いの原資を圧迫したと指摘されている。
株主価値向上への多角的なアプローチ
Thumzupは、AI投資に集中する大手ハイテク企業とは対照的に、伝統的な自社株買いとデジタル資産への取り組みを両立させる。
さらに、DogeHash Technologiesの買収も計画しており、多角的な成長戦略を描いている。
この背景には、ドージコインの将来性への期待がある。
自社株買いは、発行済み株式数を減らすことで1株当たり利益を向上させる効果が期待される。
同社は、複雑なマクロ経済環境の中で株主価値を最大化する計算された試みだと説明している。
この多角的な戦略には、もちろん仮想通貨投資も含まれる。
一方で、株価の上昇や2026年に導入される可能性のある物品税などが、プログラムの効率的な実行における課題となる可能性も指摘されている。
経営陣は、前回の100万ドルの自社株買いが魅力的な価格水準で実行できたと評価しており、現在の市場価格が価値創造の好機であるとの見方を示している。
そのため、一部の投資家は同社を有望なビットコイン関連株の一つと見なしている。

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