1週間で価格が5倍に｜ミームコインMoo Dengが上場で急騰

ソラナ基盤のミームコインMoo Dengは、バイナンスの新プログラム上場を受けて1週間で530%超の価格上昇を記録した。

ソラナ基盤のミームコインMoo Deng（MOODENG）は11日、1週間で530%を超える上昇を記録した。

バイナンス新プログラム上場が引き金に

Moo Dengの急騰は、5月11日にバイナンスのアルファ・マーケッツ・プラットフォームへ上場したことが主なきっかけとなった。同時に、ミームコインであるソラナ基盤の別のGOATも上場している。

バイナンスへの新規上場は、流動性確保と幅広い認知獲得につながった。上場直後の1週間でMOODENGの価格は530%超の上昇を見せ、週次リターンは612%に達した。

取引高は360%増の約16億2,400万円（1億1,200万ドル）へと拡大し、先物建玉もおよそ420億円（2億8,970万ドル）へ急増した。このような数値は、個人投資家や投機筋による活発な売買を示している。

マクロ経済と市場全体の楽観ムード

今回の急騰には、米中の貿易交渉進展やビットコインの史上最高値更新も背景にある。足元のビットコインは10万3,000ドル（約1,493万円）を突破し、「リスクオン」の雰囲気が市場全体に拡大した。

ソラナのエコシステムそのものも注目されている。ミームコインを含むソラナ基盤トークンの時価総額は、直近で33.7%増の約1兆8,270億円（126億ドル）まで拡大した。Moo DengやGOATなども恩恵を受け、資金流入が加速している状況だ。

一方でMoo Dengは、下降トレンドラインという技術的なレジスタンスの存在から、今後の値動きには注意も必要とされる。それでも市場のモメンタム指標や建玉の増加は、強気基調の継続可能性を示唆している。

新たな注目銘柄：BTC Bull Token（BTCBULL）

こうしたミームコイン市場への関心の高まりの中、次なる注目銘柄としてBTC Bull Token（BTCBULL）も投資家の注目を集めている。BTCBULLは、ビットコインの価格成長に連動した独自の報酬システムとエアドロップを特徴とするERC-20基盤のミームコインだ。

BTCBULLは2025年2月のプレセール開始から、わずか2日間で100万ドル（約1億6,000万円）以上を調達するなど、早期から強い支持を得ている。総発行枚数は210億枚で、ビットコインと同様に「限定供給」による希少性が重視されている。

特筆すべきは、ビットコインの価格が節目を迎えるごとにBTCやBTCBULLのエアドロップが実施される点である。ビットコインが15万ドル、20万ドル、さらには25万ドルに到達した際には無償での配布やトークンバーン（供給量削減）も予定されており、BTCの価格上昇と連動した追加の収益チャンスが提供される。

BTCBULLは、ミームコイン市場の最新潮流である“価格達成型報酬”や供給制限を積極的に採用しており、単なる話題先行型とは異なる実用志向のハイブリッドトークンと位置付けられる。

ビットコインの長期強気トレンドが続く限り、BTCBULLにも資金流入が期待されそうだ。

BTC Bull Token （BTCBULL）公式サイトを見る

Kasumi Kamiyama

国内外の暗号資産ニュース、プロジェクト解説、投資動向などを専門に執筆。