SOL・XRP・DOGEのETFは2025年夏承認か｜新たな関連ミームコインも活況

ブルームバーグのアナリスト、エリック・バルチュナスとジェームズ・セイファートはこのほど、2025年末（おそらく7月2日）までに、米証券取引委員会（SEC）が複数のアルトコイン上場投資信託（ETF）が75%の確率で承認するという予測を示した。

特に、ソラナ（SOL）、リップル（XRP）、ドージ（DOGE）などの主要アルトコインのETF承認が期待されている。

また市場では、著名トレーダーのアーサー・ヘイズ氏がTOKEN2049で「ビットコイン100万ドル到達」の予測を示した。

このような主要アルトコインのETF承認予測とビットコインの価格予想が話題となる中、以下のような新しいミームコインプロジェクトにも投資家の関心が集まっている。

ビットコイン市場の分析

ビットコインは現在、過去1年半で最低レベルの値動きを記録している。

リサーチ企業K33のヴェトレ・ルンデは7日間平均で最小の変動率となったことに注目した。専門家によれば、これはビットコインが金融資産として成熟した兆候とされる。

また、分析企業グラスノードは2024年12月の時点でも、過去のサイクルと比較してボラティリティ（価格変動）が穏やかになっていると指摘していた。

現在のビットコインの時価総額は約1兆9,200億ドル（約27兆4,560億円）に達し、銀（シルバー）やサウジアラムコ、メタ（旧フェイスブック）よりも高いランキングに位置している。

ドイツ銀行のアナリスト、マリオン・ラブル氏も「ビットコインが21世紀のデジタルゴールドになる可能性がある」とし、金が歴史的に不安定であったことを例に挙げている。

1. Turbo（TURBO）：ChatGPTとAuroraの共同開発ミームコイン

「Turbo（TURBO）」は、開発者のRhett Mankind氏がChatGPTおよびAuroraを活用して立ち上げたプロジェクトだ。

当初はミームコインとしてスタートしたが、現在はNEARプロトコルを基盤にAurora Labsが運営するエコシステム「TurboChain」へと進化。世界中のアーティストや開発者向けのプラットフォームとして機能している。

TURBO価格は、過去1か月で200％以上上昇し、現在の価格は0.005621ドルを記録。コミュニティのセンチメントは91％が肯定的で、強い買い意欲が続いている。

2. BTC Bull Token（BTCBULL）：ビットコイン連動のエアドロップ機能

「BTC Bull Token（BTCBULL）」は、ビットコインの価格上昇に連動した独自のエアドロップ施策で投資家の関心を集めている。

同トークンは、ビットコインが15万ドルや20万ドルといった特定の価格水準に到達するたびにBTCエアドロップを配布。

さらに、ビットコインが25万ドルに達した場合、大規模なBTCBULLエアドロップが予定されている。

現在進行中のプレセールでは、520万ドル以上を調達。BTCBULLの価格は0.00249ドルで、ステーキング参加者には年率78％の動的報酬が提供されるが、参加者増加に伴い報酬率は低下する見込みだ。

BTC Bull Token公式サイトを確認する

3. Solaxy（SOLX）：ソラナレイヤー2でネットワーク性能強化

ソラナエコシステムの次世代レイヤー2ソリューション「Solaxy（SOLX）」は、スケーラビリティと安定性の向上を目指して注目を集めている。

同プロジェクトは、ソラナの課題であるトランザクション速度の低下やネットワーク混雑時の処理失敗に対処。堅牢な流動性とマルチチェーン互換性を維持しつつ、取引手数料の削減も実現する。

現在SOLXのプレセールが進行中で、調達額は3,200万ドルを突破。トークン価格は0.001712ドルと依然低水準にあり、正式リリースに向けて段階的に上昇する見込みだ。

ステーキングでは123％のダイナミックAPYが提供され、投資家からの関心が高まっている。

Solaxy公式サイトを確認する

Kaiki Tsuchioka

2020年より暗号資産（仮想通貨）投資を開始。2021年より暗号資産の情報をブログ、メルマガなどで発信開始。2025年よりCryptoDnesに参画。