Ripple Prime、Brevan Howardの350億ドル運用ファンドをプライムブローカー顧客に
Rippleは2026年10月6日、運用資産約350億ドルのヘッジファンドBrevan Howardのファンドが、Ripple Primeのマルチアセット・プライムブローカー、清算、フィナンシング サービスを利用すると発表した。
Rippleは2026年10月6日、運用資産約350億ドルのヘッジファンドBrevan Howardが運用するファンドに向けて、Ripple Primeが複数資産のプライムブローカー業務、清算、ファイナンスを提供すると発表した。
伝統市場とデジタル資産を一つの窓口で
対象となるのは、デジタル資産、外国為替、デリバティブ、スワップ、固定金利証券までを横断するRipple Primeのクロスアセット基盤だ。ファンド側は、既存の運用業務に無理なく組み込めるデジタル資産インフラを求めている、というのがRipple側の説明である。Brevan Howardの顧客には政府系ファンドや年金基金、財団などが含まれる。
今回の拡大は既存の関係を深めるもので、Brevan Howardの関連ファンドは2025年にRippleが実施した5億ドルの戦略的出資ラウンドに参加している。Rippleは2025年、プライムブローカーのHidden Roadを約12億5000万ドルで買収し、Ripple Primeを立ち上げた。
拡大が続くRipple Prime
同社の説明では、機関投資家から伝統市場とデジタル資産の両方をカバーするプライムブローカーへの需要が高まっているという。Ripple Primeは2026年8月に2億7500万ドルのシニアノートを発行し、Neuberger Bermanからは2億ドルのデットファシリティを確保。KBRAからは2026年上半期に「BBB」の格付けを受けており、機関投資家向けマージン融資やスワップへの展開も視野に入れている。
Brevan Howard GroupのCOOを務めるAlan McGroartyはこの発表で「デジタル市場と伝統市場の結び付きが強まるにつれ、投資家にシームレスな体験をもたらす機関水準のデジタル資産インフラへの需要は高まり続ける」と述べている。
なお、今回の契約に伴いBrevan HowardがXRPを購入したり、RippleのステーブルコインRLUSDを利用したりするとは発表されていない。契約の金銭的な条件やサービス開始時期も明らかにされていない。

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