BTC価格、英メディア批判も9.3万ドル反発|関連アルトコイン急回復

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規制緩和を象徴する仮想通貨市場の新たな展開を表現したイメージ

英FT紙のビットコイン批判に対し、価格は9.3万ドルへ反発。アルトコイン市場も急回復。レイヤー2のHYPERがプレセール好調。

英フィナンシャル・タイムズ紙がビットコイン(BTC)への批判記事を連続掲載する中、価格は9万3000ドル台まで反発した。

11月17日以来となる2週間ぶりの高値で、10月の最高値12万6000ドルから30%近く下落した後の巻き返しとなる。

アルトコイン市場も連動して急回復。

イーサリアム(ETH)が9%高、ソラナ(SOL)が12%高を記録し、上位100銘柄のうち95銘柄が上昇した。

暗号資産(仮想通貨)全体の時価総額は約3兆2400億ドルに達している。

FT紙が展開するビットコイン批判の中身

FT紙は長年ビットコインに懐疑的な姿勢を取ってきたが、10月以降の市場下落を受けて批判を強めている。

直近の記事では、ビットコインは「通貨として機能しない」と主張。

供給量が2100万枚に固定されているため、不況時に金融緩和ができず、交換媒体として安定しないという論旨だ。

ストラテジーのマイケル・セイラー会長が推進するビットコイン購入戦略も標的となった。

同社株価が30%以上下落していることを挙げ、借入によるビットコイン購入モデルは破綻していると指摘。

株価がビットコイン保有額に対してプレミアムで取引されなければ、新たな資金調達は困難になるとの見方を示した。

12月3日の記事では、ビットコインには「回復すべき根拠が何もない」と論じている。

過去最高値への回帰は難しく、財政赤字や政治的不安定が続くなら金を買うべきだという主張だ。

アナリストは「冬」ではなく「調整」と分析

FT紙の悲観論に対し、市場アナリストは異なる見解を示している。

グラスノードとファサナラ・デジタルの共同レポートは、現在の下落をクリプトウインター(暗号資産の冬)ではなくサイクル途中のリセットと分析。

ビットコイン価格は今サイクルで7320億ドル以上の新規資本を吸収しており、過去すべてのサイクルの合計を上回る規模だと強調している。

10月に発生したデレバレッジイベントは、2017年、2020年、2023年にも見られたパターンと一致。

これらのケースでは、ポジション調整後に上昇トレンドが再開しており、今回も同様の展開が期待されている。

バンガード・グループが現物ビットコインETFへのエクスポージャーを持つ投資信託の取り扱いを開始したことも追い風だ。

機関投資家の参入は続いており、市場構造は崩壊していないとの見方が広がっている。

2890万ドル調達、関連アルトコインが浮上

ビットコインの実用性不足を補う動きも活発化している。

FT紙が指摘する通貨として機能しないという課題に対し、新たなスケーリングソリューションが解決策を提示しようとしている。

ビットコイン向け最速レイヤー2を標榜するBitcoin Hyper(HYPER)は、プレセールで2890万ドルを調達した。

直近12時間でも1万2131ドル相当のクジラによる購入が確認されるなど、勢いを増している。

同プロジェクトは、ソラナ仮想マシン(SVM)を実行層として採用しつつ、決済はビットコインネットワークで完了させる設計だ。

ソラナ級の処理速度とビットコイン級のセキュリティを両立させ、DeFi、ゲーム、RWAなどのアプリケーション基盤を構築する狙いがある。

HYPERトークンはエコシステム内のガス代支払い、ステーキング、ガバナンスに使用される。

現在のプレセール価格は1枚あたり0.013365ドルで、年利40%のステーキング報酬も提供中だ。

ベストウォレットの「今後のトークン」セクションにも掲載されており、公開後は同ウォレットで購入・追跡・請求が可能となる。

アルトコイン市場が回復基調にある中、ビットコインの実用性を拡張するプロジェクトへの関心は一段と高まる可能性がある。

 

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CryptoDnesニュースライター
CryptoDnes日本語版ライター。2021年に仮想通貨投資を始める。以降、同分野での専門的な知識を深めながら自身のブログ・ライターとしても活動。仮想通貨に関する深い理解を活かして複数のメディアで多くの記事を執筆。初心者に寄り添った簡潔な解説を得意とする。
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