イーサリアム創設者、コインベースのレイヤー2「Base」を高評価

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イーサリアムとBaseのロゴが光の橋で結ばれている未来的なネットワークのイメージ

イーサリアムのブテリン共同創設者がBaseを優れたL2と評価。中央集権機能と分散型セキュリティの両立を指摘し、規制上の誤解を解いた。

イーサリアム(ETH)のヴィタリック・ブテリン共同創設者は23日、大手取引所コインベースが開発したレイヤー2のBaseが優れたモデルケースであるとの見解を表明した

ブテリン氏は、Baseがユーザー体験向上のために一部中央集権的な機能を持ちながらも、イーサリアムの分散型ベースレイヤーによってセキュリティが確保されている点を高く評価。

この仕組みがレイヤー2のあるべき姿だと述べた。

ブテリン氏が語るBaseの優れた設計

ブテリン氏は、Baseを「正しい方法で物事を進めている」と称賛した。

その理由として、イーサリアム上に構築されたレイヤー2として、中央集権的な特徴を利用してユーザー体験を向上させつつ、セキュリティの根幹はイーサリアムの分散型ネットワークに依存している点を挙げている。

同氏はまた、Baseが業界基準であるL2beatのステージ1定義において、ノンカストディアルであることも強調した。これは、運営者がユーザーの資金を差し押さえたり、引き出しを一方的にブロックしたりできないことを意味する。

たとえレイヤー2ネットワークが停止するような事態に陥っても、イーサリアムのレイヤー1スマートコントラクトのロジックによってユーザーの資金の安全性は保証される。

この発言は、適切なレイヤー2ソリューションが単に取引データを記録するサーバーではなく、イーサリアム本体の機能を拡張する存在であるというブテリン氏の考えを明確にしたものだ。

これは、暗号資産(仮想通貨)全体の技術的成熟度を示す一例ともいえるだろう。

規制懸念への回答とL2の技術的意義

ブテリン氏の発言は、米証券取引委員会のヘスター・パース委員が最近示した規制上の懸念に答える形となった。パース委員は、単一の事業体によって管理されるレイヤー2のシーケンサーが、取引所と同様の規制対象となる可能性に言及していた。

これに対しブテリン氏は、シーケンサーは取引を処理・順序付けするだけであり、取引のマッチングは行わないと反論。取引の執行そのものはスマートコントラクト上で行われるため、中央集権型の取引所とは根本的に構造が異なると説明している。

さらに、ブテリン氏はBaseのセキュリティモデルが長期的な分散化の懸念に対応している点を詳述。

BaseはすでにL2beatのステージ1の分散化を達成しており、これによりシーケンサーが機能停止した場合でも、ユーザーはイーサリアムのレイヤー1を通じて資金を引き出すことができる。

この仕組みは、運営者による検閲や資金管理のリスクからユーザーを保護する上で極めて重要だ。特に、多くの取引で利用されるステーブルコインなどを安全に扱う上で、このセキュリティモデルは重要となる。

ブテリン氏は、Baseがさらなる分散化を目指すステージ2のブロック構築段階にあることを指摘し、こうした技術的な明確化がレイヤー2ネットワークの将来的な役割に重要な影響を与えると述べている。

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CryptoDnes日本語版暗号資産アナリスト。2020年に仮想通貨投資を開始し、ビットコインからアルトコイン、RWAに至るまで、多様な分野での投資経験を積む。25年よりCryptoDneに参画。
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