ビットコインETFに5日連続の資金流入、BTC関連コインも45億円調達
ビットコイン現物ETFへの資金流入が回復し、今後の動向に注目が集まる中、BTC関連L2銘柄が45億円超の先行投資を集めている。
米国のビットコイン現物ETFでは2日、総額5850万ドルの純流入が確認された。
これにより、同ETFは5営業日連続で資金流入となり、10月下旬以来となる持続的な買い需要の高まりが見られる。
ビットコイン現物ETFへの資金流入と市場動向
米国のETF市場への資金流入を大きく押し上げたのは、ブラックロックの「IBIT」だ。1億2010万ドルの流入を記録し、他ETFを大きくリードした。
続いて、フィデリティの「FBTC」には2190万ドル、ビットワイズの「BITB」にも740万ドルが流れ込んでいる。
On December 2nd (ET), Bitcoin spot ETFs recorded a total net inflow of $58.5 million, marking the 5th consecutive day of net inflows. Ethereum spot ETFs saw a total net outflow of $9.9 million, while Solana spot ETFs experienced a total net inflow of $45.8 million.… pic.twitter.com/9dKmbySeJY
— Wu Blockchain (@WuBlockchain) December 3, 2025
こうした買いの勢いを受け、ビットコイン(BTC)は一時9万3000ドルを突破し、24時間で8%上昇する場面もあった。
ビットコインは今後、ETF市場での存在感がさらに高まる可能性も指摘されている。
ビットコイン現物ETFの総運用資産残高は約1196億ドルに達し、市場全体の約6.58%を占める規模に拡大している。
一方で、イーサリアム現物ETFは同日990万ドルの純流出となり、ビットコインとは対照的な弱含みの動きを見せた。
特に「ARKB」では9090万ドルの大規模流出が発生し、市場全体のプラス分を一部打ち消す形となった。
市場心理を改善させた複数の要因とアルトコイン
市場心理を押し上げた要因は複数あり、その中心にあるのが米連邦公開市場委員会による利下げ観測の高まりだ。
12月会合で0.25%の利下げが実施される確率は、週初の40%から80%へと急上昇し、投資家の期待を強めた。
さらに、ストラテジー社のマイケル・セイラー氏が、株主への配当原資として準備金を設ける方針を発表したことも、機関投資家の信頼回復につながったとみられる。
これに先立ち、市場ではDeFiプロジェクトに関するハッキング報道が重しとなっていた。
しかし、利下げ期待の高まりや企業の前向きな発表が相次いだことで、市場センチメントは大きく改善した。
資金回帰の動きはビットコインにとどまらず、主要アルトコインへも広がっている。
ソラナ現物ETFは同日4580万ドルの流入を記録し、特にビットワイズの「BSOL」が大部分を占めた。
また、リップル現物ETFも堅調な流入が続いており、12日連続のプラスで累計額は8億4490万ドルに到達。リップル(XRP)はビットコインに次ぐペースで流入額8億ドルの節目を突破している。
ビットコインの未来を拓く最新L2プロジェクト登場
現在の仮想通貨ETF市場では、機関投資家の資金がビットコインだけでなく、ソラナやリップルといった主要アルトコインにも流れ込んでいる。
しかし、市場の関心は既存銘柄に限定されているわけではない。
ビットコインエコシステムそのものを進化させる新たなプロジェクトにも注目が集まりつつある。
中でも特に話題を呼んでいるのが、ビットコインのレイヤー2ソリューションとして開発が進むBitcoin Hyper(HYPER)だ。
同プロジェクトは、ビットコインが抱えてきた処理速度や取引コストの課題を解消し、高速かつ低コストのトランザクションを実現することを目指している。
これにより、ビットコインを単なる決済ネットワークから、ステーキング、DeFi、オンチェーンアプリなどが稼働できるプログラム可能な基盤へと進化させる構想が描かれている。
現在進行中のプレセールでは、これまでに総額2890万ドル(約45億円)の資金調達に成功し、大口投資家の参入が勢いに拍車をかけている状況だ。
ビットコインの潜在能力を最大限に引き出すと言われる同プロジェクトが、次のアルトコインシーズンでどのような成長を遂げるのか、多くの投資家の期待を背負っている。
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