BTCのサンタラリー消滅か?投資先は新興アルトコインにシフト
スタンダードチャータード銀行がBTC年末目標を20万ドルから10万ドルに半減。サンタラリー消滅危機の中、注目のアルトコイン。
米連邦準備制度理事会(FRB)は10日、政策金利を0.25%引き下げ、2025年で3回目の利下げを実施した。
市場が織り込み済みだったことに加え、パウエル議長が記者会見で慎重姿勢を示したことで、ビットコイン(BTC)は「事実売り」に見舞われ9万ドル付近まで下落。
年末に向けた「サンタラリー」への期待は急速にしぼみつつある。
こうした中、投資家の視線はBTC以外のアルトコインにも向かい始めている。
利下げでも上がらないBTC、パウエル発言が重荷に
FRBは12月10日、政策金利を0.25%引き下げた。
2025年で3回目となる利下げだが、BTCの反応は冷ややかだった。
発表直後に一時9万4000ドルを突破したものの、その後は売り圧力に押されて9万ドル付近まで反落。
10月に記録した過去最高値12万6000ドルから27%以上も下落した水準で推移している。
最大の要因はパウエル議長の慎重姿勢にある。
同氏は記者会見で「インフレは依然として高い水準」と指摘し、2026年の政策方針には「さらなるデータが必要」と強調した。
FOMCの投票も9対3と意見が割れ、2019年以来の規模で当局内の見解対立が露呈する形となった。
通常、金利引き下げは暗号資産(仮想通貨)などリスク資産の追い風となる。
しかし今回は利下げが織り込み済みだったことに加え、今後の緩和ペースへの不透明感が「事実売り」を誘発した。
年末目標を半減させた大手銀行の警告
スタンダードチャータード銀行のジェフ・ケンドリックデジタル資産部門責任者は、BTCの2025年末価格目標を従来の20万ドルから10万ドルへと引き下げた。
同氏は「ビットコインに特化したデジタル資産トレジャリー企業の株価崩壊により、追加購入のための資金調達能力が著しく制限された」と説明。
今後の強気シナリオを支える要因は現物ビットコインETFによる買いのみとの見解を示している。
2026年末の目標も30万ドルから15万ドルへ、2027年末も40万ドルから22万5000ドルへとそれぞれ下方修正された。
50万ドル到達の時期も従来の2028年から2030年へと先送りされている。
株式市場との連動性が薄れ、BTCが独自の下落トレンドを形成しつつある現状が、予測修正の背景にある。
サンタラリーどころか、年末までの10万ドル回復すら困難との見方が広がっている。
サンタラリーで期待のアルトコイン、Bitcoin Hyper
主要銘柄がレンジ相場に留まる中、投資家の関心は革新的なアルトコインへと向かっている。
特に資金を集めているのが、BTCのレイヤー2ソリューションとして登場したBitcoin Hyper(HYPER)だ。
HYPERはBTCネットワークの堅牢なセキュリティを継承しつつ、ソラナ級の高速・低コストなトランザクションを実現することを目指すプロジェクト。
BTCを単なる価値保存手段から、ステーキングやDeFiアプリケーションが展開可能なプラットフォームへと進化させる構想を掲げている。
この野心的なビジョンは多くの投資家から支持を集め、プレセールではすでに2930万ドルほ資金調達に成功。
BTCのブランド力と次世代ブロックチェーン技術の融合というアプローチが、次の成長機会を求める投資家の心を掴んでいる。
サンタラリーが消滅しつつある市場環境だからこそ、HYPERのようなアルトコインが次の上昇相場の起爆剤として注目されている。
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