「金持ち父さん」著者、BTC暴落でも売却しない理由とは?
「金持ち父さん貧乏父さん」著者のローバート・キヨサキ氏は、ビットコインが急落する中でも保有資産を売却しない方針を明言した。
「金持ち父さん貧乏父さん」の著者として知られるロバート・キヨサキ氏は15日、X(旧ツイッター)で約280万人のフォロワーに向け、市場が急落する中でもビットコイン(BTC)と金を手放すつもりはないと明言した。
同氏は投稿の中で「あらゆるバブルが崩壊している」と述べ、世界的な現金不足が複数市場での同時暴落を招いていると指摘している。
「あらゆるバブルが崩壊」でも売らない理由
キヨサキ氏は現在の市場環境について「世界的に現金が不足していることが、すべての市場暴落の根本原因だ」と指摘。ビットコインや金を売らない理由については「自分は現金を必要としていないためだ」と説明した。
BITCOiN CRASHING:
The everything bubbles are bursting….
Q: Am I selling?
A: NO: I am waiting.
Q: Why aren’t you selling?
A: The cause of all markets crashing is the world is in need of cash.
A: I do not need cash.
A: The real reason I am not selling is because the…
— Robert Kiyosaki (@theRealKiyosaki) November 15, 2025
このコメントは、短期的な資金繰りのために資産を売却せざるを得ない投資家との立場の違いを際立たせるものだ。
ビットコインは記事執筆時点で約9万5980ドルまで下落し、直近の高値10万ドル付近から急落して半年ぶりの安値圏に突入している。
ただし、キヨサキ氏はこの下落をビットコイン自体の価値低下ではなく、市場の流動性不足による一時的な圧力と捉えている。
同氏は2025年初頭から、ビットコインを金・銀・イーサリアム(ETH)と並ぶ「法定通貨の価値下落に備える実物資産」として継続的に推奨している。
「大規模金融緩和」予測と希少資産の優位性
キヨサキ氏は現在の市場環境を左右する要因として、三つのポイントを挙げている。
まず第一に、世界的に債務負担が急拡大している点を指摘し、各国政府は最終的に「大規模印刷」と呼ばれる大規模な金融緩和に踏み切らざるを得ないと分析した。
これはローレンス・レッパード氏の理論に基づくもので、法定通貨の価値下落と希少資産の相対的な価値上昇を示唆している。
第二に、現在の市場には深刻な流動性不足があり、投資家が短期的な資金需要を満たすために優良資産を売却していると説明。今回の急落も、資産の本質価値ではなく流動性圧力が引き起こした一時的な現象だとみている。
第三に、ビットコインの強みとして「2100万枚の固定供給」を挙げ、法定通貨が希薄化するほど相対的価値が高まると強調した。
歴史的にも、大きな市場調整の後には中央銀行による介入が入り、希少資産に追い風が吹くと指摘している。
キヨサキ氏は「暴落後のタイミングでビットコインを購入する」としつつ、具体的な時期は予測困難だと述べた。また、投資助言ではなく自身の考え方を共有しているとしたうえで、フォロワーにはキャッシュフローゲームを通じた資産管理の学習を推奨した。
現在流通するビットコインは約1994万枚で、上限2100万枚まで残りわずか。希少性を背景に、今回の調整を新たなエントリーポイントとみなす投資家も増えている。

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