ビットコインは8万ドル付近が強力なサポートか|ヘイズ氏予測
アーサー・ヘイズ氏は、FRBの量的引き締め終了に伴いビットコインの流動性が改善すると指摘。8万ドル付近で下げ止まると予測した。
暗号資産(仮想通貨)取引所BitMEXのアーサー・ヘイズ元CEOは24日、最新のビットコイン(BTC)市場見通しを明かした。
ビットコインの短期的な下落リスクを指摘しつつ、8万ドル水準が強力な支持線として機能するとの強気な見方を示した。
今回の見解は、FRBが12月1日で量的引き締めを終了し、政策金利を0.25ポイント引き下げると発表したことを受けたもの。
ヘイズ氏は、市場流動性は完全ではないものの改善傾向にあり、米銀行の貸出拡大が株式や仮想通貨などリスク資産に好影響を与えると指摘した。
ビットコイン価格短期見通し|8万ドル付近が強固なサポート
ヘイズ氏は、ビットコインの短期的な値動きについて慎重ながらも前向きな見解を示している。
直近では9万ドルを下回る水準でのもみ合いが予想され、最悪の場合には8万ドル台前半まで再び下落する可能性もあるという。
minor improvements in $ liq:
– fed qt stops dec 1, this wed will prob be last fall in b/s
– us banks increased lending in novwe chop below $90k, maybe one more stab down into low $80k's but i think $80k holds. might start nibbling, but leave the bazooka until the new year
— Arthur Hayes (@CryptoHayes) November 24, 2025
ただし、同氏は「8万ドル近辺は極めて強固なサポートライン」と指摘しており、流動性改善が続けばこの水準で底打ちし、再びビットコイン価格は上値を試す展開が期待できると見ている。
ヘイズ氏は、「流動性が少しずつ戻ってきている現状では、8万ドルを明確に下回る動きは考えにくい」と自信を示し、現在の調整局面を長期上昇トレンドにおける健全な押し目と位置づけている。
FRBの政策転換と銀行セクターの変化が追い風に
市場では、FRBが12月に追加利下げを行い、2026~2027年にかけて政策金利を3%近辺まで引き下げるとの見方が広がっている。
この金融緩和シナリオは、株式や仮想通貨を含むリスク資産全体に追い風となるとされる。
ヘイズ氏は、銀行が再び貸し出しを増加させている点を指摘し、「2022~2023年のような極端な流動性逼迫が繰り返される可能性は低下している」と評価。
FRBによる量的引き締めの前倒し終了と利下げ開始は、市場の資金需給逼迫への迅速な対応としても受け止められている。
同氏は投資家向けに「短期的な変動は避けられないが、8万ドル付近は仕込み場として絶好のポイント。流動性回復が進めば、年明け以降は再び10万ドル超えを視野に入れた上昇局面に入るだろう」とコメント。
FRBの政策転換と銀行の動きが追い風となり、ビットコインは短期調整を経つつ長期的な上昇トレンドを維持するとのシナリオが、改めて市場関係者の注目を集めている。

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