コインベースとAWS提携、AIエージェントのアクセス収益化
コインベースとAWSは、ウェブパブリッシャーがAIエージェントのアクセスを収益化できる新機能を発表した。
米暗号資産(仮想通貨)取引所大手のコインベースとAmazon Web Services(AWS)は15日、AIエージェントのコンテンツアクセスを収益化する新機能を明らかにした。
AIトラフィックの収益化を実現
両社は、ウェブパブリッシャーやAPIプロバイダーがAIトラフィックを収益化できる新機能を導入。この機能は「x402」と呼ばれるプロトコルを使用している。
これは、インターネット上の機械間のアクセス向けに支払い要求の仕組みを復活させるものだ。
新機能はAWS WAF Bot Controlに組み込まれており、CloudFrontの背後にあるコンテンツに対して機能する。
AIボットやエージェントがコンテンツを要求すると、機械が読み取れる支払い要件が提示される。エージェントが支払いを行うと、1回のリクエストでアクセス権を取得できる仕組みだ。
近年、自律型AIエージェントがウェブコンテンツやAPIを消費する機会が急増している。そのため、自動化されたアクセスに対して料金を設定し、請求する仕組みへの需要が高まっていた。
パブリッシャーはエージェントの身元や検証状況に応じて、異なる価格を設定できる。
ステーブルコイン決済にも対応
パブリッシャーは、サードパーティのプロバイダーを通じてステーブルコインでの支払いを受け入れることが可能だ。
決済と検証には、仮想通貨取引所コインベースのシステムが使用される。
これがCloudFrontのインフラと統合されることで、安全かつスムーズな処理が実現する。
この新機能は、AWS WAFの標準料金のみで利用できる。追加の費用はかからない。AWS WAFがCloudFrontに関連付けられている環境であれば、すぐに利用を開始できる。
パブリッシャーにとって導入のハードルが低い点も大きな特徴だ。
パブリッシャーは専用のコンソール画面で、トラフィックや収益の状況をリアルタイムで監視できる。今後はStripe(ストライプ)との統合や、その他の支払い方法への対応も予定されている。


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