コインベース、Base経由でソラナ(SOL)の直接入出金を開始

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BaseネットワークでSolana入出金が可能になったことを表す、PCを操作する開発者

米コインベースはBaseネットワークでのソラナ(SOL)入出金を開始。第三者ブリッジ不要で資産移動が可能になるが日本などは対象外。

米暗号資産(仮想通貨)取引所大手コインベースは23日、Baseネットワークを通じたソラナ(SOL)の直接入出金機能の提供を開始した。

Baseとソラナの相互運用性が向上

コインベースは、自社が支援するレイヤー2ネットワークであるBase上で、ソラナの入出金を新たにサポートする。

これにより、ユーザーは従来必要とされていた複雑なクロスチェーンブリッジを利用することなく、コインベースのプラットフォーム内でスムーズにSOLを移動できるようになる。

今回の統合により、SOLはBaseネットワーク上でERC-20互換資産として機能し、Base上で展開されるDApps内での利用が可能となる。

これにより、ソラナの流動性がBaseエコシステムへ直接流入する道が開かれた形だ。

ユーザーは出金時に資産としてSOLを選択し、宛先ネットワークにBaseを指定するだけで、コインベースのエコシステムを離れることなくBase上のアドレスへ送金できる。

入金についても、Baseネットワークを選択して表示されたアドレスに外部ウォレットから送金すれば、自動的に残高へ反映される仕組みとなっている。

これまで、ソラナ上の資産がイーサリアム(ETH)経済圏のアプリケーションと相互運用するには、第三者ブリッジを介する必要があり、手間やセキュリティリスクが課題とされてきた。

今回の対応により、ユーザーはそうしたリスクを回避しつつ、より効率的かつ安全に資産を運用できる環境が整う。

チェーンリンクCCIP採用で安全性を強化

今回のSOL対応には、チェーンリンク(LINK)のクロスチェーン相互運用プロトコルであるCCIPが採用された。

Baseの公式発表によると、このブリッジはチェーンリンクの技術とコインベースのインフラによって保護されており、開発者はBase上のDAppsでソラナ資産を安全に扱えるようになるという。

第三者ブリッジに伴うセキュリティリスクを回避できる点は、機関投資家やアクティブトレーダーにとっても大きなメリットとなる。

この統合により、トレーダーはBase上のDeFiプロトコルでSOLの流動性を活用したり、複雑なクロスチェーン手続きを経ることなくポートフォリオのリバランスを行うことが可能になる。

開発者向けには、コインベースの開発者プラットフォームを通じてAPIが提供されており、Baseとソラナの両ネットワークを横断するアプリケーション開発が進められている。

日本を含む一部地域では利用制限

一方で、この新機能はすべての地域で利用できるわけではない。コインベースによると、日本を含む複数の国・地域は対象外とされており、Baseネットワーク経由でのSOLの入出金は行えない。

こうした制限は、各国・地域の規制要件に対応するための措置とみられる。

日本のユーザーにとっては利用できない点が惜しまれるものの、今回の取り組みはブロックチェーン間の相互運用性を、より安全かつ実用的な形で実現しようとする業界の流れを示している。

今後、規制環境の変化に伴い対応地域が拡大するかどうかが注目される。

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CryptoDnes日本語版暗号資産アナリスト。2020年に仮想通貨投資を開始し、ビットコインからアルトコイン、RWAに至るまで、多様な分野での投資経験を積む。25年よりCryptoDneに参画。
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