ソラナとリップルの2倍レバレッジETF、CBOEで取引開始へ

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トレーダーの手元とデスクに反射するXRPとSOLの上昇チャート

レックスシェアーズとタートルキャピタルは、ソラナとリップルの2倍レバレッジETFをCBOEで開始。現物を持たずデリバティブを活用。

資産運用大手のレックス・シェアーズとタートル・キャピタル・マネジメントは2日、ソラナ(SOL)とリップル(XRP)を対象とした新たなレバレッジETFの取引をシカゴ・オプション取引所(CBOE)で開始した。

今回市場に登場したのは、「T-REX 2X Long XRP Daily Target ETF(XRPK)」と「T-REX 2X Long SOL Daily Target ETF(SOLX)」だ。

これらの商品は、対象となる暗号資産(仮想通貨)の日次パフォーマンスに対し、200%の成果を目指す設計となっている。

両社の発表によると、このETFは仮想通貨の現物を直接保有するわけではない。

スワップやデリバティブ取引を活用することで、ソラナやリップルの日次リターンの2倍を提供する仕組みを採用している。

市場の反応と商品展開

取引開始日となった2日、対象となった仮想通貨はそれぞれ上昇を見せた。リップルは8.6%上昇し、2.17ドルを記録した。

一方、ソラナも好調な動きを見せている。同日には12%上昇し、139.56ドルまで値を上げた。

今回の新商品は、レックス・シェアーズとタートル・キャピタル・マネジメントが共同で展開する「T-REX」シリーズの一部だ。

このシリーズには既に、テスラやエヌビディアといった個別株やビットコイン(BTC)関連のレバレッジ商品が含まれている。

レックス・シェアーズのグレッグ・キングCEOは、同商品について、投資家が強い確信を持って市場に参加するための、高度にターゲット化されたツールであると説明している。

タートル・キャピタル・マネジメントのマット・タトルCEOも、市場への影響力を強調。同氏は、他に先駆けてインパクトのある商品を提供することが使命であると述べている。

機関投資家への普及とリスク

今回のETF立ち上げは、伝統的な金融市場における仮想通貨関連商品の拡大を象徴する動きだ。

現物の管理や保管といった複雑な手間をかけずに、価格変動へのエクスポージャーを得たいトレーダーの需要に応える。

デリバティブを利用する構造は、既存の証券規制の枠組み内で運用することを可能にする。これにより、伝統的な投資家にとってもアクセスしやすい環境が整いつつある。

一方で、これらの商品には特有のリスクも存在する。プロスペクタスでは、複利効果や市場のボラティリティリスクについて注意喚起がなされている。

特に1日以上の期間で保有する場合、日々のリターンが複利計算される。そのため、実際のパフォーマンスが対象資産の2倍の動きとは異なる結果になる可能性が高い。

また、頻繁な取引によるポートフォリオの回転率の高さや、仮想通貨市場特有の激しい価格変動もリスク要因だ。投資家はこれらの特性を十分に理解した上で取引を行う必要がある。

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CryptoDnes日本語版暗号資産アナリスト。2020年に仮想通貨投資を開始し、ビットコインからアルトコイン、RWAに至るまで、多様な分野での投資経験を積む。25年よりCryptoDneに参画。
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