米国初、リップルETFが取引開始|取引高5800万ドルでソラナ超え
米国初の現物リップルETFが初日取引高5800万ドルで2025年最大のデビューを果たす。市場はHYPERの今後など注目集まる。
資産運用会社カナリー・キャピタルは13日、米国初となる現物リップルETFの取引を開始した。
ティッカー「XRPC」でナスダック市場に上場したこのETFは、初日の取引高が5800万ドルに達し、2025年に上場した約900本のETF中で最大のデビューを記録した。
ブルームバーグのエリック・バルチュナスETFアナリストによると、10月に記録したビットワイズのソラナETF(BSOL)の5700万ドルをわずかに上回り、年間首位の座を獲得したという。
この歴史的な取引開始により、暗号資産(仮想通貨)取引所を介さず、一般的な証券口座を通じてリップル(XRP)にアクセスできるようになった。
リップルは今後、証券口座で直接購入可能に
XRPCは1940年投資会社法に基づき組成され、デラウェア州の法定信託として設立された。
先物や合成的なエクスポージャーを持たず、現物のリップルを直接保有する仕組みとなっている。
資産の保管はジェミニ・トラスト・カンパニーとビットゴー・トラスト・カンパニーが担当し、事務代行および管理はU.S.バンコープ・ファンド・サービシズが務める。
管理手数料は0.50%で、XRP-USD CCIXber参照レート指数への連動を目指す。
今回のローンチ成功の背景には、いくつかの重要な規制上の進展があった。
カナリー・キャピタルは米国証券取引委員会(SEC)への登録届出書から遅延修正条項を削除することで自動承認の道筋をつけた。
SECが遅延修正条項の削除後に静観したことが事実上の自動承認となり、追加の規制上の反対なく計画通りにローンチが進む決定的な要因となった。
ナスダックは2025年11月12日に上場を承認し、翌13日に取引が開始された。
この規制上の進展は、先に成功した現物ビットコインETFやイーサリアムのETF、初週で5億3100万ドルの純資産を集めたソラナETFのデビューが基盤となっている。
ソラナETFを上回る初日取引高
XRPCの初日取引高5800万ドルは、10月に上場したビットワイズのソラナETF(BSOL)の5700万ドルをわずかに上回り、2025年最大のETFデビューとなった。
バルチュナス氏は「XRPCとBSOLは別格だ。3位のETFとは2000万ドル以上の差がある」と指摘した。
業界アナリストは、リップルが持つ1430億ドルという巨大な時価総額を根拠に、XRPCが今後さらに大きな資金流入を集める可能性があると指摘。
リップルは単なる投機的価値だけでなく、国際決済ソリューションとしての実用性に焦点を当てたデジタル資産としての独自性が投資家の関心を集めた。
取引開始時点で、リップル価格は1週間で7.8%上昇し、1XRPあたり約2.46ドルで取引されていた。
初日は仮想通貨市場全体の下落に連動し、終値は24.55ドルと7.8%下落した。
それでも取引高の記録は市場のリップルETFに対する強い需要を示している。
次なる成長銘柄、Bitcoin Hyperが2750万ドル調達
リップルETFの成功は、アルトコインシーズンへの期待感を高めている。
その中でも特に注目を集めているのが、新たに登場したBitcoin Hyper(HYPER)だ。
ソラナブロックチェーン上に構築された初のビットコインレイヤー2ソリューションを標榜している。
ビットコインが抱える取引速度の遅さや手数料の高さといった課題を、将来性が高いソラナ(SOL)の高速処理技術を活用して解決することを目指す。
プロジェクトは現在プレセール段階にあり、すでに2750万ドルの資金調達に成功した。
注目すべきは、大口投資家による相次ぐ参入だ。
直近では48万9000ドルの大口購入が記録されるなど、クジラと呼ばれる大口投資家からの強い買いが入っている。
その革新的なコンセプトから、複数のメディアでは「次に爆発する暗号資産」として取り上げられている。
リップルETFがアクセスを広げる一方で、Bitcoin Hyperのような革新的な技術と高い成長ポテンシャルを秘めたプロジェクトが次の主役候補として注目されている。
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