シャープリンク、イーサリアム準備金で15億ドルの自社株買いへ
ゲーム企業シャープリンクが、イーサリアム準備金を活用し15億ドル規模の自社株買いを開始。株価の割安是正と株主価値向上を目指す。
イーサリアム(ETH)トレジャリー企業のシャープリンク・ゲーミングは9日、承認済みの15億ドル規模の自社株買い戻しプログラムを正式に始動したと明らかにした。
同社のプレスリリースによると、普通株式約93万9000株を1株あたり平均15.98ドルで買い戻した。これは初期の取得額として約1500万ドルに相当する。
この動きは、2025年8月22日に同社取締役会が最大15億ドルの自社株買い戻しプログラムを承認したことを受けたものである。
同社は自らを世界最大級のETH保有企業と位置付けており、今回の自社株買いは戦略的な資本配分の一環とされる。
NEW: SharpLink begins utilizing its $1.5B share buyback program, repurchasing ~1M shares of $SBET.
We believe our stock is significantly undervalued. Buying back stock at NAV < 1 is immediately accretive and compounds long-term stockholder value.
Key facts:
– $3.6B of $ETH on… pic.twitter.com/Wr0WEYLqlb
— SharpLink (SBET) (@SharpLink) September 9, 2025
巨額のイーサリアム保有を背景とした戦略
シャープリンクは9日の発表で、自社の株価が純資産価値を下回って取引されている間、自社株買いは即座に株主価値を高める点を強調した。
買い戻し資金は手元現金、ステーキングなどの事業活動から得られる現金、または代替の資金調達形態を通じて賄われる。同社は現在、無借金経営である点も付け加えた。
この決定の背景には、自社の普通株式が「市場で著しく過小評価されている」という同社の主張がある。シャープリンクは現在、貸借対照表上に約36億ドル相当のETHを保有している。
買い戻しが株主価値を高める重要な要因として、同社はこの36億ドル相当のETHのほぼ100%がステーキングされており、会社に重要な収益をもたらしている点を挙げた。
透明性の向上とイーサリアムの今後の展望
ETH保有と評価指標に関する透明性を高めるため、シャープリンクは最近ダイナミックETHダッシュボードを公開した。
このダッシュボードには、同社とイーサリアムの市場データ、ETH集中度、およびETH資産に関連するその他の指標に関する情報が含まれる。
同社はまた、オンラインゲーム分野の革新者として従来のモデルに挑戦し、拡張性・安全性・透明性を備えたユーザー体験の向上を目指すことを掲げている。
9日の発表では、約1500万ドルの自社株買い戻しはあくまで始まりに過ぎず、市況に応じて追加の買い戻しを行う意向を示した。
このような企業の動きは、株式市場だけでなく仮想通貨市場全体にも影響を与える可能性があるため、投資家は注目している。

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