ETH共同創設者ブテリン氏、出金制限を「軍隊と同じ」と擁護

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イーサリアムのロゴが描かれた堅牢な盾と、ネットワークの安定性を示すデジタルな背景

イーサリアムのヴィタリック・ブテリン氏は、45日間の出金待機期間を擁護。ネットワークの安全性を確保するための重要な機能と強調。

イーサリアムのヴィタリック・ブテリン共同創設者は18日、同ネットワークのステーキング出金待機期間について言及した。

現在の45日間という期間に対する批判に応える形で、ブテリン氏はこの仕組みをネットワークセキュリティの根幹として位置付けた。

きっかけとなったのは、ギャラクシー・デジタルのマイケル・マルカントニオDeFi責任者が投稿した批判的な意見だった。

マルカントニオ氏は45日間の待機期間を問題と指摘し、わずか2日間で出金が可能なソラナ(SOL)と比較していた。

しかし、激しい反発を受けた後、同氏は投稿を削除している。

セキュリティ第一の哲学

ブテリン氏は、ステーキングを「兵士が軍隊を辞める決断をするようなもの」と表現。

いつでも好きな割合で兵士が突然離脱できるなら、軍隊は成り立たないと述べ、出金時の摩擦がネットワークの信頼性維持に不可欠であることを強調した。

現在、イーサリアム(ETH)では100万を超えるバリデーターによって3580万ETHがステーキングされており、これは総供給量の約30%に相当する。

出金待機列には250万ETH以上が存在し、約113億ドル相当の資産が出金を待っている状況だ。

ブテリン氏は現在の設計が最適ではないことを認めつつも、性急な変更はチェーンの信頼性を大幅に損なうと警告した。

特に、頻繁にオンラインにならないノードにとってはリスクが高いとの見解を示している。

コミュニティの反発と市場への影響

マルカントニオ氏の批判は暗号資産(仮想通貨)コミュニティから強い反発を招いた。

仮想通貨弁護士のガブリエル・シャピロ氏は、マルカントニオ氏の行為を極めて悪意的な心理作戦と表現。

ギャラクシー・デジタルは最近15億ドル相当のソラナを購入し、ナスダック上場企業として初めて同ネットワーク上で株式をトークン化するなど、ソラナとの結びつきを強めている。

この論争は、使いやすさを重視するソラナとセキュリティを優先するイーサリアムの戦略的違いを浮き彫りにしている。

ブテリン氏の擁護により、イーサリアムの設計思想が広くコミュニティに支持されていることが確認された。

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CryptoDnes日本語版ライター。2021年に仮想通貨投資を始める。以降、同分野での専門的な知識を深めながら自身のブログ・ライターとしても活動。仮想通貨に関する深い理解を活かして複数のメディアで多くの記事を執筆。初心者に寄り添った簡潔な解説を得意とする。
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