TON、ネイティブトークン名を初期の「Gram」に変更へ

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パヴェル・ドゥーロフ氏とGramトークンのロゴが融合する画像

TONのトークン名が初期の「Gram」に変更される。ネットワーク名は維持され、残高への影響はない。

テレグラムのパヴェル・ドゥーロフCEOは1日、TONブロックチェーンのネイティブトークン名を「Gram」に変更すると発表した。

初期の名称「Gram」への原点回帰

ドゥーロフ氏の発表によると、これまでToncoin(TON)として知られていた暗号資産(仮想通貨)が元の名前「Gram」に戻る。

これは2018年のホワイトペーパーで使われていた名称だ。当初のGramは、米国証券取引委員会(SEC)との法的な争いの末、2020に発行が中止された。

今回の名称変更は、ブランドのアップグレードとして位置づけられている。エコシステムの拡大を目指す戦略の一環として実施され、初期のブランド認知度を活用する狙いがある。

ネットワーク名である「The Open Network(TON)」はそのまま維持され、今後TONはブロックチェーンそのものを指すことになる。

一方でGramは、取引や手数料、エコシステム内のアプリケーションで使われる仮想通貨を指す形だ。

ユーザーへの影響と今後の展開

TONエコシステムによると、今回の変更は名称とブランドのみに留まる。トークンのスワップやスマートコントラクトの移行は行われない。

そのため、ユーザーの残高やステーキングの状況、分散型金融(DeFi)の統合に影響はない。

ウォレットや仮想通貨取引所などのインフラ提供者は、約3週間の移行期間を設けて新しい名称に対応する予定だ。インターフェースやティッカーシンボル、関連文書が段階的に更新される。

この発表を受け、市場ではテレグラムの役割拡大への期待から、トークン価格が短期的に上昇した。

今回の名称変更は、TONエコシステムを拡大するための7段階のロードマップの第4段階にあたる。

数億ユーザーを抱えるテレグラムのミニアプリなどとの連携が深まる中で、エコシステムのさらなる発展が見込まれる。最近ではネットワーク上でミームコインの取引も活発化している。

また、市場全体がアルトコインシーズンに突入すれば、さらなる価格上昇も期待できる。

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CryptoDnesライター・編集者。2021年頃からビットコインに触れ、イーサリアムやNFTへの投資を開始。自身のブログを運営しながら、暗号資産(仮想通貨)の知識を学ぶ。最新テクノロジーや仮想通貨の大手メディアで、記事を多数執筆。専門は仮想通貨、WEB3、NFTなど。
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