ソラナのオンチェーン取引量が主要取引所を上回る、流動性レイヤーとして台頭

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ソラナのオンチェーン流動性がCEXを凌駕する様子

ソラナのオンチェーンSOL-USD取引量がバイナンスとバイビットの合計を3ヶ月連続で上回り、流動性レイヤーとしての地位を確立しつつあることがデータで示された。

データ分析企業ArtemisのデータサイエンティストであるKavilsh氏は19日、ソラナが流動性レイヤーとして台頭しているとの見解を示した。

オンチェーン取引量がCEXを凌駕

Kavilsh氏が提示したデータによると、ソラナ上のSOL-USD(ソラナ・米ドル)のオンチェーン取引量が、大手暗号資産(仮想通貨)取引所であるBinance(バイナンス)とBybitの現物取引量の合計を3ヶ月連続で上回った。

これは、ソラナが単なるスマートコントラクトプラットフォームにとどまらず、主要な流動性ハブとしての地位を確立しつつあることを示している。

複数の調査レポートもこの傾向を裏付けている。Tekediaの報告によれば、ソラナの分散型取引所(DEX)における取引量は頻繁にイーサリアムを上回っており、週間の取引高が290億ドル(約4兆5530億円)に達することもある。これはイーサリアムの約2倍の規模であり、ピーク時には市場シェアの50%以上を獲得している。

バイナンススクエアによる分析でも、ソラナは取引量において一貫してトップのブロックチェーンとしてランク付けされている。

その規模は1兆6000億ドル(約251兆2000億円)に達し、イーサリアムの約1.7倍に相当するとのデータもある。

ソラナは現在、暗号資産市場における「金融のバザール」として機能しており、プロップAMM(自動マーケットメーカー)やオンチェーン無期限先物などの新しい実験的な金融商品が次々と生まれている。

ミームコインとDeFiが成長を牽引

ソラナが流動性レイヤーとして急成長した背景には、技術的な優位性とエコシステムの拡大がある。1取引あたり約0.00025ドルという極めて低い手数料と高い処理能力が、高頻度取引を必要とするDeFi(分散型金融)やNFT、ゲームなどの活動を引きつけている。

特にミームコインの人気爆発が取引量の増加に大きく寄与した。Pump.funやJupiter Exchange、Raydiumといった主要なDeFiプラットフォームが基盤となり、ソラナは「ミームコイン工場」としての地位を確立した。

第4四半期には、ミームコインだけでDEX取引量の約25%にあたる830億ドル(約13兆310億円)を占めたとされる。

また、機関投資家の参入も加速している。10月以降、ETF(上場投資信託)への流入額は4億7600万ドル(約747億3200万円)を超え、OndoやFranklin Templetonによる米国債のトークン化も進んでいる。これにより、実社会の資金がオンチェーンに流入し、流動性の厚みが増している。

さらに、ソラナはステーブルコインのインフラとしても重要な役割を果たしている。USDCやPYUSD、USDTを含むステーブルコイン取引の60〜70%を処理しており、これはすべてのレイヤー2(L2)ソリューションの合計を上回る規模だ。豊富なステーブルコインの流動性が、SOL-USDの取引ペアを支える基盤となっている。

技術面でも「Alpenglow」などのアップグレードにより、ファイナリティ(決済完了)の高速化が進んでいる。最高のパフォーマンスと検閲耐性のバランスを保ちながら、ソラナは世界的な取引の場としての機能を強化し続けている。

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CryptoDnesニュースライター
CryptoDnes日本語版専属ニュースライター。国内外の暗号資産ニュース、プロジェクト解説、投資動向などを専門に執筆している。
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