大手ファンドPantera、ソラナ特化企業設立|12.5億ドル調達へ
Pantera Capitalがナスダック上場企業をソラナ(SOL)特化企業へ転換する計画。ソラナの今後の価格や機関投資家の動向に注目が集まる。
投資ファンドのPantera Capitalは25日、ナスダック上場企業をソラナ(SOL)を専門に扱う公開企業へ転換するため、最大12億5,000万ドルを調達する計画を明らかにした。
この計画は、まず5億ドルの初期調達を行い、その後新株予約権を通じて7億5,000万ドルを追加で調達する二段階で構成される。
これにより、ソラナを財務資産として蓄積する公開企業Solana Coの設立を目指す。
Sharps Technologyの戦略転換と市場の反応
この計画の中心となるのは、ナスダックに上場するSharps Technology(STSS)だ。
同社は最近、ストラテジー社のビットコイン(BTC)蓄積戦略で知られるようになったデジタル資産財務(DAT)ビジネスモデルを採用し、ソラナに特化した企業への戦略的転換を進めている。
8月25日、同社はソラナ財務資産を構築するために4億ドルの資金調達ラウンドを発表した。
このラウンドにはPantera Capitalのほか、ParaFi、FalconX、CoinFundといった主要な暗号資産(仮想通貨)投資会社が参加している。
この発表は市場に即座に好影響を与え、Sharps Technologyの株価は約70%急騰した。
戦略転換の一環として、Jamboの共同創設者であるアリス・チャン氏が最高投資責任者(CIO)として加わり、ソラナ財務の管理戦略を主導する。
さらに、ソラナ財団はSharps Technologyに対し、5,000万ドル相当のソラナを割引価格で売却することを約束した。
これは同社が有利な価格で財務資産を蓄積するための支援となる。
DATモデルの魅力
デジタル資産財務(DAT)企業は、公開企業が仮想通貨を準備資産としてバランスシートに計上することを可能にする金融イノベーションだ。
Pantera Capitalはこの分野の先駆者として位置付けられており、以前にも同様の構造を支援してきた実績を持つ。
同社がソラナに注目する理由として、ビットコインのような成熟した仮想通貨と比較して高い成長ポテンシャルを持つこと、戦略的に利用可能な価格変動性、そしてステーキングによる利回りが挙げられる。
これらはトークン保有数の増加に直接寄与する。
また、機関投資家がソラナにエクスポージャーを得るための市場の選択肢が比較的少ないことも、この戦略の魅力を高めている。米国の規制環境が明確化しつつあることも、公開企業がデジタル資産を保有する動きを後押ししている。
Panteraの専門性と市場の拡大
Pantera Capitalは、DAT分野で豊富な専門知識を築いてきた。
ビットコイン(BTC)を対象とするTwenty One Capitalや、イーサリアム(ETH)を扱うSharplink Gamingなど、複数の公開企業への投資実績がある。
同社はこの成長市場に特化したDATファンドを設立しており、最近数ヶ月で50以上のDAT関連の機会を評価した上で投資プロセスを効率化している。
DATのトレンドは加速しており、規制されたチャネルを通じてデジタル資産へのエクスポージャーを求める機関投資家の採用がさらに増加すると予想される。
ソラナ財団による直接的な支援は、エコシステム全体がこの動きを支持していることを示しており、ソラナの長期的な価値と機関投資家による採用への期待を高めている。

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