米上場企業FWDI、ソラナ上で株式をトークン化|DeFi活用可能

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ソラナブロックチェーンのサーバーに株式証書が挿入され、担保としてステーブルコインが生成される様子

米ナスダック上場企業がソラナ上で株式をトークン化し、DeFiでの担保利用を可能にした。世界初の事例として注目を集めている。

ナスダック上場企業のForward Industries(FWDI)は18日、自社の株式をソラナ(SOL)ブロックチェーン上でトークン化した。

同社は資産運用会社のSuperstateと提携し、「Opening Bell」プラットフォームを通じて株式のトークン化を実現した。

これにより、米国以外の適格な投資家は、ソラナ上の主要なレンディングプロトコルであるKaminoにおいて、トークン化された同社株を担保として預け入れ、ステーブルコインを借り入れることが可能になる。

世界最大のソラナトレジャリーへ

Forward Industriesは、かつて60年以上にわたり医療や技術分野の製造・調達企業として活動していたが、2025年に事業戦略を大きく転換した。

同社は現在、ソラナの取得と運用に特化したデジタル資産管理会社として再出発している。

同社は現在、約692万SOLを保有しており、これは現在の価値で約8億3200万ドルに相当する。

同社は、自らを世界最大のソラナベースのデジタル資産トレジャリー(DAT)と位置づけ、保有するSOLをステーキングやDeFi戦略で運用し、資産価値の最大化を目指している。

同社はDATモデルを採用して以来、40億ドル規模の市場での株式発行プログラム(ATM)の開始や、10億ドルの自社株買いプログラムの承認などを実施した。

さらに、25名の専門家からなるアドバイザリーボードを設置し、経営体制を強化している。

今回の動きは、これらの戦略の一環だ。

機関投資家の参入と市場の評価

この戦略転換の背景には、機関投資家による暗号資産(仮想通貨)市場への関心の高まりがある。

金融サービス会社のOak Ridge Financialのアナリストレポートによると、市場の低迷期においても機関投資家の活動は拡大しており、ステーキングに焦点を当てたETFへの資金流入も増加傾向にあるという。

Forward Industriesは、Galaxy DigitalやJump Cryptoといった業界大手とも戦略的パートナーシップを締結している。

また、Sanctumとの提携によりリキッドステーキングトークンfwdSOLを発行するなど、ソラナエコシステム内でのインフラ整備も進めている。

Oak Ridge Financialは同社に対し、2026年度のソラナ価格を150ドルと仮定した上で、目標株価を10ドルとする買い評価を維持している。

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CryptoDnesニュースディレクター
2020年より暗号資産(仮想通貨)投資を開始。2021年より暗号資産の情報をブログ、メルマガなどで発信開始。2025年よりCryptoDnesに参画。
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