米フィデリティ、ソラナ取扱開始|個人・機関投資家向けに提供
資産運用大手フィデリティが、仮想通貨ソラナの取り扱いを開始。個人投資家から機関投資家まで幅広い層に提供し、市場の関心を集める。
米資産運用大手フィデリティ・デジタル・アセッツは23日、ソラナ(SOL)の取り扱いを全プラットフォームで開始した。
個人向けFidelity Cryptoをはじめ、機関投資家向け取引プラットフォームなどで売買および保管が可能。
同社の暗号資産(仮想通貨)サービスは2023年3月にビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)を対象に開始され、その後ライトコイン(LTC)が追加された。
ソラナは4番目の銘柄となる。
BREAKING: @Fidelity, the asset manager with $5.8 Trillion in AUM, makes SOL accessible for all US brokerage customers 🔥 pic.twitter.com/t5F1DauESm
— Solana (@solana) October 23, 2025
市場の強い需要が後押し
発表を受けソラナ価格は急騰し、一時190ドル台に達した。
時価総額1040億ドル超、仮想通貨全体で第6位のソラナは、高速処理能力と低い取引コストから機関投資家による採用が進む。
フィデリティの広報担当者は「デジタル資産のインフラ、商品、教育リソースを開発する10年以上の取り組みの継続だ」と述べた。
取引手数料は無料だが、最大1%のスプレッドが価格に含まれる。
同社はすでに仮想通貨ETFで大手発行体となっており、2024年1月に現物ビットコインETF、同年7月に現物イーサリアムETFを開始した。
2つのETFは合計で約250億ドルの運用資産を保有する。
機関投資家の関心拡大と今後の展望
フィデリティは430億ドルを超えるビットコインを保管しており、ソラナもこのカストディサービスの対象となる。
利用者は取引だけでなく、規制された信頼性の高いプラットフォームを通じて安全な資産保管が可能だ。
ソラナ開発コミュニティは、同ネットワークをウォール街に匹敵するインターネット資本市場の中心地とする構想を掲げる。
株式、マネーマーケットファンド、ステーブルコイン、収集品など、トークン化された実物資産をホストすることで、資産クラスへのアクセスを民主化する狙いだ。
10月にはUSDTとトークン化金商品テザーゴールドXAUTのクロスチェーン対応版がソラナ上でローンチされ、ステーブルコイン流動性ハブとしての地位を確立しつつある。
フィデリティによるソラナ採用は、ビットコインやイーサリアムといった主要銘柄から他のレイヤー1ブロックチェーンへと機関投資家の関心が広がる重要な事例となった。

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