バイナンス、サークルの利付ステーブルコインUSYCを担保採用

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利回り付きステーブルコインUSYCが機関投資家向け金融とデジタル取引の架け橋となる様子のイラスト

大手仮想通貨取引所バイナンスは、サークルの利回り付きステーブルコインUSYCを機関投資家向け担保として利用可能にした。

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスは24日、ステーブルコイン大手サークル社が発行する利回り付きステーブルコインUSYCを機関投資家向け担保として利用可能にした。

利回り付きステーブルコインの採用

USYCは、トークン化されたマネー・マーケット・ファンドであり、主に米国債に裏付けられたリバースレポ契約に投資するファンドの持分を表す。

USYCの保有者は、ファンドの利回り分配メカニズムを通じて利息収入を得ることが可能だ。

同時にバイナンスは、OpenEden Digitalが発行する利回り付きステーブルコインcUSDOも統合する。

cUSDOは、米国財務省短期証券やレポ契約に裏付けられたUSDOをラップしたトークンだ。

機関投資家は、バイナンスのバンキング・トライパーティやカストディパートナーのCeffuを通じてこれらの資産を保有し、利回りを得ながらバイナンスの取引プラットフォームを利用できる。

機関投資家の需要増加に対応

今回の統合は、トークン化された現実資産(RWA)に対する機関投資家の需要急増を受けた動きだ。特にトークン化された米国債市場は、2025年初頭からほぼ倍増している。

この仕組みは、担保資産から利回りを得ることを可能にし、資本効率を高める。

これは伝統的な金融慣行を仮想通貨市場に持ち込むものであり、USYCとUSDC間の即時交換機能は高い流動性を確保する。

サークルのカッシュ・ラッザーギ氏は、「USDCへのほぼ瞬時の償還は、現代の担保利用に理想的だ」と述べた。

また、バイナンスのキャサリン・チェン氏は、「機関投資家向けに安全で資本効率の高い商品を提供する」ことの重要性を強調した。

サークルは2025年1月、に資産運用会社Hashnoteを買収し、USYCを取得した。今回の提携は、利回り付きのトークン化された国債ファンドが、デリバティブ取引の担保として大手取引所に統合される初の主要な事例となる。

世界第2位のステーブルコイン発行元であるサークルは、この提携を通じてRWAトークン化の潮流に乗り、機関投資家向けの商品群を強化する戦略だ。

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CryptoDnesニュースディレクター
2020年より暗号資産(仮想通貨)投資を開始。2021年より暗号資産の情報をブログ、メルマガなどで発信開始。2025年よりCryptoDnesに参画。
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