ロビンフッドチェーンの初期動向、ミームコインが市場を牽引
ロビンフッドチェーンの初期の取引動向は、株式トークンではなくミームコインによって牽引されている。
金融サービス大手のロビンフッドは13日、独自のブロックチェーンにおける初期の取引動向を明らかにした。
ミームコインが牽引する初期の取引動向
同社は1年以上をかけて、世界企業の株式に連動したトークンを取引できるブロックチェーンを構築してきた。
しかし、2週間前にロビンフッドチェーンが公開されて以来、市場を主導しているのはミームコインだ。暗号資産(仮想通貨)のネイティブトレーダーからの強い関心が、この初期の勢いを支えている。
イーサリアム(ETH)のレイヤー2ネットワークである同チェーンは、アップルやエヌビディアなどのトークン化された株式を提供している。
報道によると、約6万5,000人のユーザーが1,300万ドル(約21億600万円)相当の株式トークンを保有している。一方で、ネットワーク最大のミームコインであるキャッシュキャットの時価総額は、1億5,000万ドル(約243億円)に達した。
こうしたミームコイン主導の動きを背景に、同ネットワークは急速に成長を遂げている。過去7日間で、分散型取引所(DEX)を通じた累積取引高は31億ドル(約5,022億円)を記録した。
その結果、オンチェーン取引の目的地としてトップ5に入るほどの流動性を確保している。
トークン化のビジョンと今後の展開
ロビンフッドはトークン化された資産にとどまらず、さらなるサービスの拡充を進めている。分散型金融(DeFi)プロトコルとの提携を通じて、分散型レンディングや無期限先物などの分野にも注力している。
こうした取り組みが評価され、同社の株価は過去1カ月で19%上昇し、111ドル(約1万7,982円)前後で取引されている。
この初期の成功は、基盤となる仮想通貨の評価にも良い影響を与えている。取引手数料がイーサリアムで支払われるため、同資産の貨幣としての認識が高まったとの見方もある。
暗号資産(仮想通貨)市場全体が停滞気味の中で、同社のネットワークは独自の存在感を示している。
ロビンフッドのブラド・テネフCEOは以前、トークン化を過去10年で最大のイノベーションと表現していた。仮想通貨がファンダメンタルな価値を持たないという批判は、技術の進歩によって消え去ると予測していた。
現状はミームコインが先行しているものの、実物資産と結びつくトークン化の可能性は依然として注目されている。


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