トランプ家支援のマイニング企業、Q4決算で約92億円の赤字を計上
トランプ家が支援するマイニング企業American Bitcoinは、2025年Q4決算で5950万ドル純損失を計上した。
暗号資産(仮想通貨)マイニング企業のAmerican Bitcoin(アメリカン・ビットコイン)は26日、2025年第4四半期の決算を発表した。
会計基準の変更が影響し大幅な赤字に
同社はトランプ家のエリック・トランプ氏が共同創設者を務めることで知られている。
第4四半期の純損失は5950万ドル(約92億8200万円)に上った。一方で収益は7830万ドルを記録し、前期から22%増加している。
通期の純損失は1億5320万ドルとなり、通期収益の1億8520万ドルを圧迫した。
この大幅な赤字の主な要因は、保有するビットコイン(BTC)の時価評価損だ。新しい会計基準により、仮想通貨を各報告期間の公正価値で評価することが義務付けられた。
第4四半期中にビットコイン価格は約23%下落した。その結果、同四半期だけで1億1220万ドルの非現金損失を計上している。経営陣はこれらが会計上の損失であり、期間中にビットコインを売却していないと強調した。
マイニング事業は高い利益率を維持
会計上の損失とは対照的に、実際のマイニング事業は好調を維持している。
第4四半期のマイニング粗利益率は53%を達成した。これは市場価格より53%安くビットコインを獲得できていることを意味し、事業の健全性を示している。
同社は2025年末時点で5,401ビットコインを保有していた。その後も積極的に買い増しを進め、準備金は6,000ビットコイン以上に増加している。市場の逆風にもかかわらず、強気な姿勢を崩していない。
American Bitcoinのマイク・ホーCEOは、2025年が独立した公開企業としての初年度だったと振り返った。
競合他社が人工知能(AI)インフラへの転換を模索する中、同社はマイニング機器の効率化に注力していく方針だ。また、市場での資金調達も順調に進んでおり、今後の事業拡大が期待される。


必要な項目を入力して公開する