ストラテジー社、33億円分のビットコインを買い増し

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企業がビットコインを戦略的に蓄積する様子を示す未来的なデジタル金庫のイメージ

マイケル・セイラー氏率いるストラテジー社が、2210万ドル相当のビットコインを追加取得。同社のビットコインへの強い確信を示す動き。

マイケル・セイラー氏が率いるストラテジー社は29日、2210万ドル(約33億1500万円)相当のビットコイン(BTC)を追加取得した

米証券取引委員会(SEC)への提出書類によると、同社は2025年9月28日までの1週間で196 BTCを購入した。平均取得単価は1BTCあたり11万3048ドルだった。

この取得により、ストラテジー社のビットコイン総保有量は64万31BTCに達し、その総額は約473億5000万ドルに上る。全保有分の平均取得単価は7万3983ドルとなる。

買い増しの背景と市場動向

今回の購入は、暗号資産(仮想通貨)であるビットコインの価格が不安定な時期に行われた。同週の初めには11万2000ドルを超えていた価格が、25日木曜日までには11万ドルを下回る場面もあった。

ストラテジー社はこのような価格下落を、ドルコスト平均法に基づいた戦略的な買い増しの好機と捉えているようだ。これはビットコインだけでなく、一部の有望なアルトコインに対しても適用できる戦略かもしれない。

同社の共同創業者であるマイケル・セイラー氏は最近、ビットコインの先行きについて楽観的な見方を示している。「現在の抵抗線とマクロ経済の逆風を乗り越えれば、年末に向けて再び力強く上昇し始めるだろう」と予測した。

変化する取得戦略

今回の取得額は、ここ数カ月における同社の週間取得額としては最小規模の一つであり、購入ペースが鈍化している傾向がうかがえる。

ストラテジー社は以前、週に数千BTCを購入していた時期もあったが、最近では購入規模を徐々に縮小している。市場の変動性や機関投資家のセンチメントの変化、マクロ経済環境、規制の動向などが、より慎重な取得戦略への転換に影響を与えているとみられる。これは、イーサリアム(ETH)のような他の主要な資産にも見られる傾向である。

同社は株式の市場価格発行(ATM)プログラムに関する最新情報も公開しており、株式発行による資金調達と仮想通貨の取得戦略を連携させていることを示した。これにより、同社の株はビットコイン関連株としても注目を集めている。

市場の不確実性が続く中でも、同社はビットコインが企業財務にとって「最もリスク調整後リターンが高い資産」であるとの確信を堅持しており、その姿勢はデジタル資産分野における機関投資家の動向に影響を与え続けている。同社の積極的な仮想通貨投資は、今後の市場の試金石となるだろう。

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CryptoDnesニュースライター
CryptoDnes日本語版専属ニュースライター。国内外の暗号資産ニュース、プロジェクト解説、投資動向などを専門に執筆している。
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