イーサリアム、ステーキング解消待ちがゼロに

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イーサリアムのロゴに大量のコインが吸い込まれる様子

ETHステーキング退出待ちがゼロに。一方、新規参入待ちは248万ETHに上り、強い需要を裏付けている。

イーサリアム(ETH)のネットワークはこのほど、ステーキング解除を待つ退出キューがゼロになったことが明らかとなった。

ステーキング需要の急増と待機状況

アーカムのデータによると、イーサリアムのネットワークから退出を希望するバリデーターの待ち時間は実質的に存在しない。

現在、ステーキングの解除を待っている暗号資産(仮想通貨)はゼロとなっている。

一方で、新たにステーキングを開始するための参入キューには、約248万ETHが待機している。これらの新規参入者が報酬を得始めるまでには、約43日の待機期間が必要と推定されている。

退出を希望する者がいない反面、参入を待つ者が多数存在することは、ネットワークへの強い需要を裏付けている。

現在、ネットワーク全体で約4,090万ETHがステーキングされている。これは総供給量の約33.55%に相当し、約885,000のアクティブなバリデーターによって管理されている。

ステーキング参加者の平均年利(APR)は約2.64%で推移している。

イーサリアムのプロトコルでは、各エポックで処理できる参入と退出の数に制限が設けられている。この仕組みのため、需要が急増した際には待機列が長くなる傾向がある。

現在は退出がスムーズに行える一方で、新規参入が主なボトルネックとなっている状況だ。

過去の混雑解消とネットワークの安定

現在の状況は、退出キューが260万ETHを超えていた2025年9月とは対照的だ。当時は市場のストレスや、大手ステーキングプロバイダーの撤退などが重なり、大規模な退出待ちが発生していた。

2025年後半には退出キューが約267万ETHに達していた。当時の価格で約110億ドルから120億ドル相当の売り圧力が懸念されていた。

この混雑のため、ステーキングを解除して資金を引き出すまでに数週間の待ち時間が発生していた。

退出キューは、大量の資金が急激に流出するのを防ぐ安全装置として機能する。2025年の混雑を経て、2026年初頭から半ばにかけて待機列は徐々に解消された。

現在では、自発的な退出手続きを行えば、プロトコルの最小限の処理時間を経て比較的迅速に資金を引き出すことが可能だ。

年利が安定しているにもかかわらず、参入キューに多くの資金が並び続けている。これは、参加者がイーサリアムの長期的な価値やプロトコルの安定性を高く評価している結果と言える。

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CryptoDnesニュースディレクター
2020年より暗号資産(仮想通貨)投資を開始。2021年より暗号資産の情報をブログ、メルマガなどで発信開始。2025年よりCryptoDnesに参画。
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