テザー社、純利益100億ドル突破|米国債保有額は世界17位に

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テザー社の準備金を象徴する、米国債とビットコインが保管された未来的なデジタル金庫の画像

USDT発行のテザー社が2025年第3四半期報告を公表。純利益は100億ドル超、米国債保有額は1350億ドルに達した。

テザー社は10月31日、2025年第3四半期の証明報告書を公表し、年初からの純利益が100億ドルを突破した。

報告書によると、同社の財務健全性を裏付ける内容となっており、準備資産が負債を68億ドル上回る状況が確認された。

同社のパオロ・アルドイノCEOは「世界的に困難なマクロ経済環境の中でも、テザーに対する継続的な信頼と強さを反映する結果となった」と述べた。

米国債保有で世界17位、韓国を上回る規模に

報告書によると、テザー社の米国債保有額は直接・間接保有を合わせて約1350億ドルに達し、世界で17番目の保有者となった。

この規模は韓国などの国家を上回っており、準備資産の約77%を低リスクの米国債で構成する同社の保守的な資産管理戦略が浮き彫りとなった。

準備資産の内訳では、金が129億ドル、将来性が高いビットコイン(BTC)が99億ドルとなっており、両者で準備資産全体の約13%を占める。

これらの資産は発行済みトークンの裏付けとは別に管理されており、同社の資産多様化戦略を示している。

事業多角化とユーザー基盤の拡大

テザー社のユーザー基盤は世界で5億人を超えており、新興国や途中国を中心にUSDTの需要が拡大している。

第3四半期だけで170億ドル以上の新規テザー(USDT)が発行され、流通供給量は174億ドルを突破。

10月末時点では183億ドルを超え、ステーブルコイン市場での圧倒的な地位を固めた。

同社は記録的な利益を背景に、機関投資家向けの自社株買いプログラムを開始し、自己資本は300億ドルに近づいている。

事業の多角化も進めており、AIや再生可能エネルギー、ピアツーピア通信インフラへの投資を拡大している。

これらの投資は発行済みトークンの準備資産とは明確に分離されており、事業拡大がトークン保有者に影響を与えない体制を整えている。

10月には独自の投資資本を使用してセルシウス訴訟の和解を完了し、準備資産に影響を与えることなく法的課題を解決した。

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CryptoDnes日本語版ライター。2021年に仮想通貨投資を始める。以降、同分野での専門的な知識を深めながら自身のブログ・ライターとしても活動。仮想通貨に関する深い理解を活かして複数のメディアで多くの記事を執筆。初心者に寄り添った簡潔な解説を得意とする。
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