シャープリンク、2億ドル相当のETHをレイヤー2のLineaで運用

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イーサリアムのロゴを中心に、ConsensysとLineaの技術が融合する未来的な金融ネットワークのイメージ

シャープリンク社は28日、財務資産である2億ドル相当のイーサリアム(ETH)をコンセンシス開発のLineaネットワークに展開するため、同社と提携したと明かした。

この複数年にわたる取り組みは、機関投資家レベルのインフラを活用し、コンプライアンスとセキュリティを維持しながらオンチェーンでの利回り最適化を目指す。

展開されるイーサリアムは、適格カストディアンであるAnchorage Digital Bankを通じて保有され、企業の財務管理におけるベストプラクティスを強化する。

利回り戦略の多様化

今回の戦略は、主に3つの利回り源を組み合わせることで収益の多様化を図る。

1つ目は、プルーフ・オブ・ステーク(PoS)への参加によるネイティブなイーサリアムのステーキング報酬。

2つ目は、EigenCloudの自律検証可能サービス(AVS)を通じたリステーキングインセンティブだ。これにより、イーサリアム上で出現する新たなAI関連のワークロードのセキュリティ確保にも貢献する。

3つ目として、Lineaネットワークおよびリキッドリステーキングプロトコルether.fiからのエコシステムインセンティブも活用する。

この提携は、ステーキング、リステーキング、DeFiインセンティブを組み合わせることで、企業の暗号資産戦略における新たな可能性を示すものだ。

レイヤー2と制度的採用の加速

シャープリンク社がLineaを選択した背景には、その技術的優位性がある。

Lineaは、ゼロ知識証明を活用したイーサリアム仮想マシン(zkEVM)のレイヤー2ネットワークであり、高い処理能力と低コストの取引を実現する。

同時に、イーサリアム本体の堅牢なセキュリティを継承しているため、大規模な財務資産の展開に適している。

上場企業であるシャープリンク社は、スケーラブルなDeFiソリューションと企業レベルのリスク管理を統合することで、機関投資家向けのデジタル資産財務(DAT)戦略における基準を確立することを目指している。

イーサリアムの展開は、資本保全とコンプライアンスを最優先し、複数年にわたり段階的に実施される計画だ。

この動きは、イーサリアムのリステーキングやレイヤー2エコシステムに対する機関投資家の信頼が高まっていることを示す。

また、AIを統合したブロックチェーンソリューションの採用が今後さらに加速する可能性を秘めている。

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CryptoDnesニュースディレクター
2020年より暗号資産(仮想通貨)投資を開始。2021年より暗号資産の情報をブログ、メルマガなどで発信開始。2025年よりCryptoDnesに参画。
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