FlashnetとBraleは、ビットコインのL2上で米国債裏付けのステーブルコインUSDBを今夏ローンチ。Magic Edenが配布を支援。
分散型取引所(DEX)Flashnetと米国でライセンスを持つBraleは25日、ビットコイン(BTC)のレイヤー2ネットワークSpark上で新たなステーブルコインUSDBを発行することを明らかにした。
ステーブルコインUSDBは、米国債に完全に裏付けられたドル連動型ステーブルコインだ。ローンチは、2025年夏頃を予定している。
また、大手NFTマーケットプレイスのMagic Edenが、USDBの普及を支援することも分かった。
The dollar is home on Bitcoin.
Magic Eden is proud to partner with @brale_xyz and @flashnet to help distribute USDB by supporting the stablecoin across our trading platform powered by @buildonspark pic.twitter.com/IRAuZhvo70
— Magic Eden on Bitcoin 🟧 (@MEonBTC) June 24, 2025
新たなステーブルコインUSDBは、他ステーブルコインであるテザー(USDT)やUSDCと同様に、米ドルとのペッグを維持することを目的としている。
ビットコイン関連のネットワーク上でステーブルコインを発行することで、分散型金融(DeFi)や決済分野での活用を促進する可能性がある。
特にレイヤー2ネットワークを利用することで、取引の高速化と手数料の削減が実現し、実用性が高まる見込みだ。
Magic Edenは、USDBの配布と自社プラットフォームへの統合をサポートする役割を担う。
同取引所は、これまでもBRC-20トークンへの対応など、ビットコインエコシステムへの関与を積極的に進めてきた。今回の支援は、同社がビットコイン上での新たな金融インフラ構築に貢献する姿勢を改めて示すものだ。
これにより、USDBは発行当初から広範なユーザー基盤にアクセスできる。
また、ビットコイン上でのNFT取引やその他のアプリケーションにおいて、USDBが主要な決済手段の一つとなる可能性を示唆している。
トランプ・メディア運営のTruth Socialは、ビットコインとイーサリアム複合の現物ETFをSECに申請。承認後にNYSE Arcaに上場予定だ。
5G/IoTチップメーカーのシークアンスは、3億8400万ドル規模のBTC財務戦略を発表。資産多様化と財務強化を目指す。
不動産大手グラント・カードン氏の企業が1,000BTCを取得。日本のメタプラネット社と同様、企業によるビットコインの資産保有戦略が世界的に加速している。
アーサー・ヘイズ氏は、BTCの最近の下落は一時的だと分析。「通貨印刷機が愛国的な義務を果たす準備を整えているだけ」と表現。