カナダの上場企業ソル・ストラテジーズは6日、新たにソラナ(SOL)12万2524枚を平均148.96ドルで取得したと発表した。
今回のソラナ購入には、5月1日に完了したATW Partnersとの5億ドルの転換社債枠のうち、2000万ドルの初期調達から総額約1825万ドルが費やされたという。
ソル・ストラテジーズは、ソラナのエコシステムへの投資やインフラ提供を事業の柱とするカナダの上場企業だ。
取得したSOLは主に、キャピタルゲイン(値上がり益)とバリデータ運用(ネットワーク承認作業)によるステーキング報酬の獲得に活用される。
同社のSOL保有高は、執筆時点で39万5078 SOLとなっており、300万枚以上のSOLがステーキングされている。
このような動きは、従来ビットコイン(BTC)などの主要な暗号資産(仮想通貨)への保有してきた上場企業が、ソラナのような新興トークンにポジションを移行する動きとしても注目されている。
仮想通貨市場では、ソル・ストラテジーズに加え、他企業もソラナへの投資を活発化させている。
米教育テック企業Classoverは、最大4億ドルの調達枠を確保し、SOLを準備資産に採用。長期的なブロックチェーン活用を見据え、分散型教育プラットフォームの構築を計画している。
また、DeFi Development Corp(旧Janover)は、2400万ドルを調達し、1120万ドル相当のSOLを追加購入。総保有数は約40万SOL(約5800万ドル)に達し、ステーキングで年利7%超を目指している。
このようにSOLへの投資は、仮想通貨投資の新たなモデルとして注目されている。
資産運用会社のREX Sharesが米SEC向けETHとSOLのステーキングETF目論見書を提出。新しいETFの実現目指す。
仮想通貨取引所Upholdは、米国顧客向けステーキングサービスを再開。FlareネットワークでのXRPステーキングも検討中。
米SECはグレースケールのアバランチとカルダノのスポットETF転換申請について、審査期間を7月15日まで延長すると発表した。
NFTマーケットプレイス大手のOpenSeaが新プラットフォーム「OS2」を正式ローンチ。将来的にSEAトークンのエアドロップも予定。