新しい仮想通貨「Pi Network(PI)」が、供給量の急増とバイナンス上場の可能性を背景に市場の注目を集め、直近1週間で価格が105%上昇した。
Pi Network(PI)は14日、直近1週間で105%超えの価格上昇を記録した。
この価格上昇の背景には、流通量の急増や大型発表への期待感が影響しているとみられる。X(旧Twitter)上では、Pi Networkの流通枚数が一夜にして70億枚から約127億枚へと急増したとの情報が拡散され、市場では混乱と憶測が広がった。
話題の中心は、Pi Networkの流通量が夜間に50億枚も増加した点だ。 Pi Networkの中核チームからは正式な説明が出されていないが、CoinMarketCapでは依然70億枚を表示している。
このズレが混乱を一層招き、SNSでは様々な推測が飛び交った。 一部では流動性確保のための事前準備や、近い将来の上場に備えた内部操作、さらには本人確認(KYC)後のステーク解除が原因ではないかとの見方がある。
また、中央集権型の取引所残高の変動は200万枚程度にとどまり、新たなトークンがロック状態や検証待ちである可能性も示唆されている。
今回の価格上昇は、Pi Networkが14日の発表ティーザーで注目を集めた直後に起こった。その一言で時価総額は5億ドル上昇し、取引量は一夜にして74%も急上昇した。
こうした中で、Binance(バイナンス)への上場可能性が現実味を帯びてきた。 Pi Network上で、バイナンスが過去にStellar(ステラ)預金で利用したウォレットアドレスに動きが見られるためである。
実際、テスト取引ではKYCや法人確認(KYB)要件の確認が報告されたが、バイナンスからは正式なコメントが出されていない。 もしバイナンス上場が実現すれば、Pi Networkのメインネット開始以来、最大の転機となる。
小口投資家の参入拡大や流動性向上、そして長らく「実体のないトークン」とされたPiコインへの信用強化が期待される。
また、14日にはPi Networkが今後のストラテジーや新規エコシステムのリリースに関する重要発表を予定している。 投資家は、供給増加や今月下旬に予定されている1億5100万ドル相当のトークンアンロックよりも、将来的な成長シナリオを重視して相場を見守っている。
現在、Pi Networkは市場価格で1.19ドルを付け、直近1週間で約105%上昇している。 4月は0.4~0.8ドルのレンジで推移していたが、直近は下値支持線から上昇に転じ、上値抵抗となっていた0.80ドルを突破した。
テクニカル面では、相場指標のRSI(相対力指数)が上昇局面にあるが、過熱感も懸念される。
市場はインフレリスクを一部織り込みつつ、Piネットワークの成長ストラテジーやバイナンス上場の現実味に大きな期待を寄せている。 今後も14日の発表や主要取引所への上場動向により、Pi Networkへの注目度は高まるとみられる。
Pi Networkへの関心が高まる一方、ビットコイン(BTC)と連動する仕組みを持つ新しい仮想通貨「BTC Bull Token(BTCBULL)」が注目されている。
このプロジェクトはイーサリアム(ETH)基盤のERC-20トークンで、総発行枚数は210億枚と決まっている。ビットコイン価格が特定のマイルストーンを突破するごとにBTCがエアドロップされる仕組みを持ち、投資家への還元とトークンバーンにより価値の維持と上昇を狙う。
現在進行中の仮想通貨プレセールでは、1トークンあたり0.00251ドルで取引されており、これまでの資金調達額は570万ドルを超えている。 また、BTC Bull Tokenはステーキング報酬最大72%の年間収益率(APY)を提示し、長期保有を促している。
ミームコインながら、単なる話題性に留まらず、着実な仕組みとビットコイン連動の成長性を併せ持つBTC Bull Tokenは、今後もビットコイン市場の上昇局面や主要な価格節目でエアドロップおよびトークンバーンが実施される見込みだ。
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