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コインベースとPayPal、PYUSD普及に向けた提携拡大

25.04.2025 7:26 1 分で読了 Kaiki Tsuchioka
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コインベースとPayPal、PYUSD普及に向けた提携拡大

大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースと大手決済サービスPayPalは24日、PayPalが発行するステーブルコインPayPal USD(PYUSD)の採用と利用を促進することを目的とし、提携を拡大すると発表した。

この提携の一環として、コインベースはPYUSDと米ドル間の交換手数料を無料にする。一方PayPalは、PYUSD保有者向けに、年間3.7%のリターンを提供する報酬システム導入を計画している。

さらにこの提携には、PYUSDをPayPalの大規模な加盟店パートナーに統合する取り組みも含まれる。

コインベースとPayPalが連携強化

PYUSDは、米ドルに価値が連動するように設計され、規制に準拠したステーブルコインだ。

今回の提携拡大は、コインベースのカストディ(保管・管理)および取引に関する能力と、PayPalの決済に関する専門知識を統合することで、PYUSD含むステーブルコインの日常的な取引における利用を強化する狙いだ。

プラットフォームや国境を越えたデジタルコマースでの利用を促進し、シームレスな交換体験の提供を目指す。

ステーブルコイン市場が拡大

昨今のステーブルコイン市場は、仮想通貨の価格変動リスクを抑えたいという需要の拡大や、仮想通貨の規制枠組みが進化する中、その市場規模は2,300億ドル(約32兆円)を超えている。

一部の予測では、2028年までに市場規模が2兆ドル(約286兆円)に達するとの予測もある。

しかし、現在主力なステーブルコインは、テザー(USDT)やサークル(USDC)となっている。

そのためコインベースとPayPalは、両者の連携を強化させることで、PYUSDの規模拡大やステーブルコイン決済のより広範な受け入れを促進を狙う。

2020年より暗号資産(仮想通貨)投資を開始。2021年より暗号資産の情報をブログ、メルマガなどで発信開始。2025年よりCryptoDnesに参画。

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