リップル(XRP)が下落継続|FOMC議事録と利益確定売り影響

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XRP価格分析アイキャッチ

リップル(XRP)の価格は22日、前日比2.5%の下落を記録し、2.85ドル近辺で推移している

この動きは、投資家による3億ドルを超える利益確定売りと、連邦公開市場委員会(FOMC)の7月議事録が示したインフレ懸念が主導したものだ。

市場全体のリスクオフムードがこれを助長し、暗号資産(仮想通貨)セクターに波及した。

一時3ドルの心理的抵抗線に達するも反落

昨日8月21日、XRPは一時的に3ドルの重要な心理的抵抗線に到達したものの、すぐに反落した。

オンチェーン分析ツールSantimentのデータによると、過去24時間で実現利益が3億ドルを超え、長期および短期保有者からの売り圧力が強まった。

この結果、取引所への純流入が7680万ドルに達し、7月19日以来の最高水準を記録した。

この流入増加は、売却活動の活発化を示す典型的なサインであり、供給の90%以上が利益状態にある中で、XRPの今後のさらなる売りトレンドが予感される。

FOMC議事録と市場の反応|XRPの今後にも影響

XRPの反落には、FOMC議事録の内容が背景にある。インフレの上昇を懸念する政策当局者の姿勢が示され、金利設定においてインフレデータを優先する意向が明確になった。

これにより、9月の利下げ期待が後退し、先週発表されたインフレ指標が予想を上回ったことも相まって、ビットコインやイーサリアムを含む主要仮想通貨が軒並み下落。

XRPもこれに連動し、ボラティリティが増大した。また、ビットコインのドミナンスが57.8%に上昇する中、アルトコイン全体の流動性が圧迫された。

先物市場のオープンインタレストは過去1週間でわずかに減少し、極端なレバレッジ取引の影響は見られない。

ただし、明日8月23日のジャクソンホールでのパウエル議長の講演がタカ派的な内容になる場合、売り圧力は引き続き強まる可能性が高い。

中長期的には規制の明確化やETF承認への期待が反転要因となる可能性もあり、市場参加者は引き続きマクロイベントとオンチェーン指標に注目する必要がある。

【8月22日最新】リップル(XRP)の今後の価格分析

XRPは7月に一時3.6ドルの最高値を付けた後、現在は2ドル台に後退した。

ここからは、週足と日足チャートのテクニカル指標を基に、XRPの中長期および短期的な価格動向を分析し、今後の見通しを示す。

XRPの週足分析

XRP週足チャート

出典:TradingView XRP/USD 週足(2023年~現在まで)

XRPの週足チャートを振り返ると、明確な上昇トレンドが継続中だ。

2023年9月に20週移動平均線が100週移動平均線を上回るゴールデンクロスが生じ、中長期の上昇基調の基盤を固めた。

このシグナルは2024年11月から12月にかけての急伸を後押しし、価格を約5.5倍に押し上げた。

現在、価格は100週移動平均線から大幅に乖離しており、市場の過熱を示している。この乖離は歴史的に調整フェーズへの移行を示唆するが、全体的な強気構造は崩れていない。

相対力指数(RSI)は65付近を推移しておりモメンタムが弱含んでいるため、短期的な引き戻しリスクを警戒する必要がある。

20週移動平均線近辺の2.5ドル水準への調整が現実味を帯びるが、中長期では上昇トレンドの持続可能性が高い。

XRPの日足分析

XRP日足チャート

出典:TradingView XRP/USD 日足(2024年~現在まで)

日足チャートでは、2025年3月以降、XRPは1.8ドルから2.5ドルのレンジ内で安定推移を続けていたが、7月初旬に20日移動平均線が100日移動平均線を突破するゴールデンクロスが発生した。

この動きは取引量の爆発的な増加を伴い、価格を過去最高値の3.6ドル台まで駆り立てた。

しかし、直近の2ドル台後半への下落は、短期的な利益確定の影響が顕著だ。

現在の水準は100日移動平均線の2.6ドル付近の重要なサポートラインに近づいており、ここを維持できれば短期の上昇圧力が再燃する可能性がある。

一方、下抜けが発生すれば、2.4ドル近辺までのさらなる調整が予想される。

日足のRSIは中立圏を下回りつつあり、弱気モメンタムの強まりを示唆しているが、100日移動平均線が上向きを保っている点はポジティブな要素だ。

リップル(XRP)の今後の相場展望要点

  • 中長期では強気トレンドが継続し3ドル台への回復が現実的だが、過熱調整として2.5ドルへの回帰リスクを考慮すべき。
  • 短期的に2.6ドルのサポートを死守できれば、3ドル超えのブレイクアウトが視野に入る一方、下抜けで2.4ドルまでの下落が加速する公算大。
  • RSIが示すモメンタム弱体化を背景に、利益確定売りが続きやすいが、取引量増加で反転の兆しを探る。
  • 年末に向け4ドルから5.5ドルへの上昇余地があるが、マクロ要因次第でボラティリティが高まるため、慎重なポジション管理が不可欠。
CryptoDnesアナリスト
CryptoDnes日本語版暗号資産アナリスト。2020年に仮想通貨投資を開始し、ビットコインからアルトコイン、RWAに至るまで、多様な分野での投資経験を積む。25年よりCryptoDneに参画。
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