デジタルゲーム企業シャープリンクがイーサリアム(ETH)の保有量を20万ETH超に拡大。積極的な購入とステーキング戦略で注目を集める。
デジタルゲーム企業のシャープリンク・ゲーミングは8日、イーサリアム(ETH)の総保有量が20万5,634ETHに達したと明かした。
同社は、6月28日から7月4日の期間に7,689ETHを新たに追加取得。この期間の平均取得価格は1ETHあたり2,501ドルであったという。
シャープリンクは、イーサリアムを主要な財務準備資産として活用する戦略を掲げている。
これまでETHの購入資金を確保するため、同社はATM(At-The-Market)と呼ばれる仕組みを利用した。この仕組みを通じて株式550万株を売却し、6,400万ドルの資金を調達した。
調達した資金のうち、3,720万ドルはまだ使用されておらず、今週中にもイーサリアムの追加購入に充てられる予定だ。
シャープリンクは、保有するイーサリアムの100%をステーキング運用に回している。
これにより、6月2日に財務戦略を開始して以来、合計で322ETHの報酬を生み出した。これは週平均で約100ETHの収益に相当する。
同社の戦略は投資家からも好意的に受け止められている。発表があった8日、シャープリンクの株価は19.42%の急騰を見せた。
また、同社が指標とする「ETH濃度」も過去3週間で19%上昇し、1,000株あたりのETH保有量は2.37ETHとなった。
シャープリンクは、イーサリアムの有用性と収益性を活用する上場企業として、独自の地位を築きつつある。
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