マスク氏投稿でDOGE急騰｜ソラナL2ミームコインも連動上昇

イーロン・マスク氏の投稿とETF承認への期待を背景に、ドージコイン価格が急騰。ソラナ関連の新しいミームコイン銘柄にも注目。

実業家イーロン・マスク氏は11日、X（旧Twitter）でドナルド・トランプ米大統領に関する投稿について「行き過ぎだった」と謝罪した。

この融和的な姿勢を示すメッセージを受け、同氏の発言に敏感な暗号資産（仮想通貨）ドージコイン（DOGE）は6.32%急騰し、ミームコイン市場全体にも好影響を与えている。

マスク氏の謝罪投稿がドージコイン高騰の引き金に

ドージコインの価格は11日、一時6.32%上昇し0.20ドルを記録した後、現在は0.19552ドルで推移している。

重要な抵抗線である0.19ドルを突破した形だ。

急騰のきっかけとなったのは、マスク氏が11日にXで投稿したメッセージだ。

同氏は「先週のトランプ大統領に関する私の投稿の一部を後悔している。行き過ぎだった」と謝罪し、融和的な姿勢を示した。

この謝罪は、マスク氏関連のニュースに敏感に反応するドージコイン投資家にとって重要なシグナルとなった。

トランプ氏は以前、マスク氏が率いるスペースX社との220億ドル規模の契約を破棄すると脅していたが、マスク氏の融和的な態度は同氏の事業に関するリスクを低減させ、間接的にドージコインへの信頼感を高めた。

ミームコインにETF承認の波で関心高まる

価格上昇をさらに後押ししているのが、現物ETF承認への期待感だ。

ブルームバーグのアナリスト、エリック・バルチュナス氏らは、ドージコイン現物ETFの承認確率を75%に引き上げた。これはカルダノ（ADA）やポルカドット（DOT）を上回る高い数値となっている。

機関投資家からの関心は、これまで個人投資家主導と見なされてきたミームコインにとって大きな転換点となる。

米商品先物取引委員会が規制する先物市場の存在が、ETF承認の可能性を強めている要因の一つだ。

予測市場のポリマーケットでも、ドージコインETFが承認される確率は67%に上昇している。

新たにSEC委員長に就任したポール・アトキンス氏が暗号資産に友好的とされていることも、市場の楽観的な見方を支えている。

次世代の主役へ：ソラナの課題を解決するSolaxy

市場の楽観ムードはイーサリアム（ETH）のような主要銘柄にも及んでいるが、投資家の目はすでに次世代の有望プロジェクトにも向けられている。

中でも、ソラナ（SOL）ブロックチェーン初の本格的なレイヤー2スケーリングソリューションとして登場したSolaxy（SOLX）は、大きな注目を集めている。

Solaxyは、ソラナが抱えるネットワークの混雑、速度、コストといった課題を解決するために開発された革新的なプロジェクトだ。

その技術的な優位性から、単なるミームコインとは一線を画す存在として位置づけられている。

プロジェクトへの期待は数字にも表れており、先行セールでは既に4500万ドル以上を調達し、期間中に価格が72.8%も上昇するなど、市場の強い支持がうかがえる。

セキュリティ監査も完了しており、プロジェクトの信頼性も担保。先行セールはまもなく終了し、その後は主要な分散型取引所への上場が期待されており、実用化に向けた本格的な飛躍が目前に迫っている。

Solaxy公式サイト｜X（旧Twitter）｜Solaxyホワイトペーパー

Hideaki Wakabayashi

2021年に仮想通貨投資を始める。以降、同分野での専門的な知識を深めながら自身のブログ・ライターとしても活動。仮想通貨に関する深い理解を活かして複数のメディアで多くの記事を執筆。初心者に寄り添った簡潔な解説を得意とする。