HYPE、過去30日で50％上昇｜仮想通貨おすすめ銘柄にも注目

分散型金融プラットフォームHyperliquidのネイティブトークンHYPE価格が上昇する中、2025年上場予定の仮想通貨 おすすめ銘柄が話題に。

分散型金融（DeFi）プラットホームであるハイパーリキッドのネイティブトークンHYPEはこのほど、プラットフォームの継続的な成長と将来性への期待や大口資産家による買い占めを背景に価格が急騰し、6月上旬には44ドルの史上最高値を記録した。

クジラの買いと好調なプラットフォーム指標

今回の価格上昇の主な要因にはまず、大口資産家による大規模な買い集めがある。

あるクジラは997万6000ドル相当のHYPEを購入し、別の2つのクジラも合計で1490万ドルの買い付けを行ったことが確認されている。

また、Hyperliquidのプラットフォーム自体も力強い成長を示している。無期限先物の累計取引高は2480億ドルを突破。プラットフォームに預け入れられた資産の総額を示す総ロック額（TVL）も19億7000万ドルに達しており、ユーザーからの厚い信頼と活発な利用状況がうかがえる。

市場のセンチメントも良好だ。24時間取引高は7億8600万ドルに急増し、先物契約の未決済残高は過去最高の16億9000万ドルを記録した。

テクニカル指標であるマネーフローインデックス（MFI）も50を上回り、売り圧力が緩和されていることを示している。これらの指標は、HYPEが他の多くの仮想通貨を上回るパフォーマンスを見せている要因だ。

新たな株価指数先物への期待感が価格を押し上げ

さらに、ハイパーリキッドのインフラプロジェクトであるUnitプロトコル創設者が最近、S&P500とナスダックを追跡するオンチェーン株価指数先物とみられるESおよびNQという2つの新しいティッカーをテスト中であることを明らかにした。

この発表は、市場参加者の間で大きな期待感を生んでいる。伝統的な金融市場の主要な株価指数が、ブロックチェーン上で直接取引可能になる可能性を示唆するためだ。

これが実現すれば、ハイパーリキッドのプラットフォームの有用性が格段に向上し、新たなユーザー層を惹きつける要因となり得る。

こうした革新的な取り組みは、ハイパーリキッドのエコシステムにさらなる流動性と価値をもたらす可能性がある。そのため、投機家はHYPEの将来性を評価し、先行して買いを入れている状況だ。

今回の価格上昇は、単なる投機的な動きだけでなく、プロジェクトの基盤強化に対する信頼の表れとも考えられる。

ソラナ基盤のレイヤー2ソリューション誕生

こうした基盤技術への注目はハイパーリキッドに限った話ではない。特に、スケーラビリティ問題という具体的な課題解決を目指すプロジェクトが、次世代の有望株として市場参加者の関心を集めている。

その代表格として注目されるのが、ソラナ（SOL）初となるレイヤー2ソリューションSolaxy（SOLX）だ。

Solaxyは、ソラナが抱えるトランザクションの混雑問題に対処し、処理速度の向上と手数料の削減を実現することを目的としている。

同プロジェクトは、技術的な実用性を追求するハイブリッドなアプローチが特徴だ。この独自性が評価され、現在実施中の先行セールでは累計4800万ドル以上の資金を調達。2025年の仮想通貨おすすめ銘柄として市場関係者の注目を集めいてる。

その信頼性は、第三者機関による監査でリスクが検出されなかったことでも裏付けられている。5月30日にトークン生成イベントを完了し、現在はUniSwapなどの分散型取引所で取引が可能となっており、市場からのアクセスも向上した。

ミームカルチャーの持つ爆発的な拡散力と、ソラナが抱える現実的な課題を解決するという明確なユーティリティを兼ね備えたSolaxyは、今後のエコシステム拡大とともに、その価値が再評価される可能性が高い。

Solaxy公式サイト｜X（旧Twitter）｜Solaxyホワイトペーパー

Maiko Harimoto

仮想通貨市場のトレンドを正確に捉え、ビットコインをはじめとする主要銘柄の動向を継続的に追っています。Web3.0領域に特化したコンテンツ制作に長年携わり、専門的なテーマでも読者にとってわかりやすく、有益な情報をお届けします。