SUIが週間で40%以上の急騰、注目されるICO 仮想通貨

暗号資産（仮想通貨）のスイ（SUI）はこのほど、価格が3ドル（約426円）を超え、過去1週間で40%以上の上昇を記録した。

2025年4月中旬時点では、価格は約2.09ドル（約297円）から2.13ドル（約302円）の間で推移していた。

スイの成長可能性に自信を示すアナリストの予測モデルでは、2025年4月に最高4.40ドル（約625円）に達し、その後も上昇が続くと見られている。

SUI価格上昇の要因

スイの急速な価格上昇には、仮想通貨市場全体のトレンドや変動性が影響している。

もっとも時価総額が高い仮想通貨ビットコイン（BTC）は最近、米中間の貿易戦争の緊張緩和への期待が高まったこともあり、9万ドルを超える上昇を見せた。

また、イーサリアム（ETH）やソラナ（SOL）など主要なアルトコインの上昇も見られている。

さらにスイでは、機関投資家の参入や分散型金融（DeFi）などのエコシステム発展が寄与し、新たな投資機会として関心が集まっている。

SUI急騰で注目されるICO 仮想通貨

スイは、「Move」と呼ばれるプログラミング言語を採用し、スケーラビリティやセキュリティに優れた新興ブロックチェーンだ。

近年では、ソラナやスイのようなイーサリアム仮想マシン（EVM）互換性を持たない開発環境を提供するブロックチェーンが注目を集めている。

このようなトレンドを利用して、既存のブロックチェーンの課題解決を目指すプロジェクトも誕生している。その一つとして、Solaxy （SOLX） が挙げられる。

Solaxyは、高速・低コストで知られるソラナ初のレイヤー2ソリューションとして2025年4月15日にローンチされた新しい仮想通貨プロジェクトだ。

革新的なロールアップ技術により、ソラナのスケーラビリティと信頼性をさらに高め、取引速度の向上とコスト削減を目指す。

SOLXトークンは、ソラナとイーサリアム間のクロスチェーン取引も可能にし、ICO 仮想通貨では3,100万ドル以上を集めている。

ソラナやスイのような非EVM系エコシステムの成長と共に、Solaxyのようなスケーラビリティソリューションへの需要は高まると予想されている。

Solaxy公式サイトを確認する

Kaiki Tsuchioka

2020年より暗号資産（仮想通貨）投資を開始。2021年より暗号資産の情報をブログ、メルマガなどで発信開始。2025年よりCryptoDnesに参画。