ストラテジーは12日、13,390ビットコインを約1,943億円で追加取得し、総保有数を568,840BTCに拡大したと発表した。
ストラテジー(旧マイクロストラテジー)は12日、13,390ビットコイン(BTC)を約1,943億円(13億4,000万ドル)で追加取得した。
これにより、同社のビットコイン保有総数は568,840BTCとなり、その評価額は約5兆6,600億円(56億6,000万ドル)に上る。
ストラテジーは、5月5日から11日にかけて1BTCあたり約1,448万円(99,856ドル)で13,390BTCを取得した。同社のマイケル・セイラーCEOは、今回の購入がビットコインを長期的な準備資産と位置付ける経営方針に沿ったものだと強調している。
2025年の同社ビットコイン運用リターンは15.5%を記録し、これがさらなる買い増しに後押しとなったとみられる。
ストラテジーは暗号資産(仮想通貨)への積極投資を続けており、株式発行など複数の資金調達手段を活用しながらビットコイン取得を優先している。
伝統的な市場ではなく、ビットコインこそが世界的な価値保存手段になるという同氏の強い信念が伺える。
今回の購入平均価格は1BTCあたり約1,448万円だったが、同社の全ビットコインの平均取得単価は約936万円(64,459ドル)である。これは、ビットコイン価格の上昇スピードが加速していることを示している。
ストラテジーは4月下旬にも15,355BTCを約2,059億円(14億2,000万ドル)で取得しており、今回の買い増しはその規模をやや下回る。調達方法や購入規模にはバリエーションが見られるが、継続的な取得方針は変わっていない。
この発表を受け、ストラテジーの株価はプレマーケットで1.5%上昇。ビットコイン価格も小幅に上昇し、同社のビットコイン重視戦略に対する投資家の信頼感がうかがえる。
ストラテジーの動向は、仮想通貨市場全体や機関投資家によるビットコインへの関心にも影響を与えている。今後も同社の積極的な仮想通貨取得戦略が注目される。
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