5月に注目したい仮想通貨 おすすめ3選（BNB、Kaspa、SOLX）

暗号資産（仮想通貨）市場の時価総額は1日、過去24時間で1.7％減少し、約3兆600億ドルを記録した。

市場全体が調整局面にある中、複数の注目すべきアルトコインが存在する。

本稿では、技術的なアップデートを控えるバイナンスコイン（BNB）とKaspa（KAS）の動向に加え、ソラナ（SOL）エコシステム内で革新を目指す新規プロジェクトSolaxy（SOLX）を紹介する。

市場概況と注目の背景

最近のビットコイン（BTC）の価格上昇は、アルトコイン市場全体に好影響を及ぼす。

市場では各プロジェクトの技術的進展が重視され、革新的なアップグレードやプロジェクトや新技術による課題解決の試みが注目されている。

バイナンスコイン（BNB）：Lorentzハードフォークへの期待

BNBチェーンのネイティブトークンであるバイナンスコインは、近々実施されるLorentzハードフォーク（ブロックチェーンの基本構造の大幅変更）によりブロック生成速度の向上が期待される。

この技術改善はネットワーク効率を高め、トークンの価値向上に寄与すると見込まれている。

なお、価格動向や目標価格、サポートラインは変動が激しいため、最新情報の更新が求められる。 ハードフォークの実施状況とその影響は引き続き注視する必要がある。

Kaspa （KAS）：Crescendoアップグレードと価格動向

Kaspaは、BlockDAG（ブロック有向非巡回グラフ）を採用する仮想通貨であり、最近大幅な価格上昇を示している。

今後予定のCrescendoアップグレードは、1秒間に10ブロック（10 BPS）へのブロックレート引き上げを計画しており、価格上昇の触媒となる可能性がある。

アップグレードの成功によりネットワーク性能向上が期待されるほか、KASの価格や抵抗線、サポートラインに関する詳細情報は市場状況に合わせて更新される。

Solaxy （SOLX）：ソラナ初のL2ソリューションとして登場

Solaxyは、ソラナブロックチェーン向け初のレイヤー2（L2：ネットワーク処理能力向上のための第二層技術）スケーリングソリューションを開拓する仮想通貨 おすすめプロジェクトの一つだ。

ソラナは高い処理能力を有する一方、需要が集中する際にネットワーク混雑やトランザクション失敗が課題となっている。

Solaxyはロールアップ技術（複数のトランザクションをまとめて処理する技術）を活用し、トランザクションをオフチェーンで束ねた後、ソラナメインネットで決済することで問題解決を狙う。

SOLXトークンは、L2エコシステム内での手数料支払いおよびステーキングによる報酬獲得の二重機能を持つ。

2024年後半にスタートした仮想通貨プレセールは大成功を収め、4月末時点で3200万ドル以上の資金調達に至った。 これはソラナのスケーラビリティ向上に対する市場期待の高さを示している。

最近、テストネット上でブロックチェーンエクスプローラーが公開され、技術的進捗も明らかになった。 また、イーサリアム（ETH）と異なり、ソラナにはこれまでネイティブなL2ソリューションが少なかったため、Solaxyは独自性を発揮している。

Solaxyの公式サイトを見てみる

Maiko Harimoto

仮想通貨市場のトレンドを正確に捉え、ビットコインをはじめとする主要銘柄の動向を継続的に追っています。Web3.0領域に特化したコンテンツ制作に長年携わり、専門的なテーマでも読者にとってわかりやすく、有益な情報をお届けします。