ソラナ基盤のPump.Funが、PUMPトークン保有者への収益分配を検討。10億ドル規模のトークン発行計画の一環となる。
ソラナ(SOL)基盤のミームコイン作成プラットフォームPump.Funはこのほど、将来のPUMPトークン保有者にプロトコル収益を分配する計画を検討していることが明らかになった。
この計画は、10億ドル規模とされるトークン販売による資金調達の一環と考えられている。
同社は最近、ネイティブトークンであるPUMPの発行を進めていると報じられており、資金調達とコミュニティへのインセンティブ統合を目指す。
Pump.Funの収益分配は、PUMPトークンの買い戻しを通じて行われる可能性が高く、トークンの実用性を高め、長期保有を促す狙いがある。
トークン供給に関して、総供給量の約25%がパブリックセールに、10%が初期ユーザーへのエアドロップに割り当てられると報じられている。
プライベートセールは2025年6月上旬時点で、1トークンあたり0.004ドルの価格で既に進行中だという。パブリックセールは、今後2週間以内に開始される見込みだ。
完全希薄化後評価額(FDV)は40億ドルに達するとされ、これは1トークン0.004ドルと仮定した場合、総供給量が1兆トークンであることを示唆している。
Pump.Funは2024年以降、ソラナブロックチェーンの効率性を活用し、累計約6億7700万ドルの収益を生み出してきた実績を持つ。
トークン販売計画は、ソラナが優位性を持つミームコイン経済との戦略的な連携を狙うものだ。
確立されたプラットフォームと同様の買い戻しモデルを採用することで、トークン需要と保有者の信頼を高めることを目指す。
一方で、市場からは懐疑的な見方も出ている。オンチェーンでの証拠や運営からの公式声明が不足しており、分配計画のタイムラインも不透明な点が懸念材料となっている。
また、自己申告の収益モデルが持続可能かという点や、規制リスクに対する懸念も存在する。計画の透明性ある実行が、今後の市場の信頼を得る上で不可欠となるだろう。
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