バイナンスコイン(BNB)がリップル(XRP)を抜き、時価総額で仮想通貨3位に浮上。アルトコインシーズン到来が期待される。
バイナンスコイン(BNB)は7日、時価総額でリップル(XRP)を上回り、暗号資産(仮想通貨)ランキングで3位に浮上した。
BNBの時価総額は1,797億ドルに達し、XRPの1,782億9,000万ドルを追い抜いている。
2024年12月には、リップルが大規模なラリーを経て一時的に3位の座を獲得していた。
しかし、BNBの価格は同日、1,336ドルの史上最高値を更新。過去30日間では、48.47%の上昇を記録しており、XRPの時価総額を追い抜いたかたちとなった。
BNBの急騰には複数の要因がある。
最も重要なのは、BNBチェーンに最近実施されたMaxwellアップグレードだ。これによりガス代が削減され、取引速度が向上するなどネットワーク性能が大幅に改善し、開発者や利用者にとっての魅力が高まった。
機関投資家の参入も、価格を押し上げる重要な役割を果たしている。カザフスタンやナノラボといった組織による購入が、需要の増加に貢献した。
BNBの取引高は、1日で46%増の59億4,000万ドルに達し、市場全体の回復基調の中でバイナンスエコシステムへの信頼の高まりを映し出している。
市場アナリストは強気の見通しを示しており、現在の勢いが続けばBNBは1,500ドル以上に達する可能性があると予測する声もある。
また市場は、BNBやXRPなど高騰を受け、アルトコインシーズンに入ったとの声もある。
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