2025年4月、注目銘柄3つの分析と新たな仮想通貨 おすすめ

暗号資産（仮想通貨）市場はこのほど、2025年4月第2週目に入り、主要トークンの価格回復が見られている。

過去1週間ベースで見ると、ビットコイン（BTC）は+4.5%、イーサリアム（ETH）は+1.6%、ソラナ（SOL）は+14.8%といったパフォーマンスになっている。

本記事では、このような市況の中で注目されるアルトコイン3銘柄MOVE、EOS、HNTの分析と、新たな仮想通貨 おすすめBTC Bull Token（BTCBULL）について解説する。

MOVE、EOS、HNTの動向

Movement（MOVE）は、4月9日のトークンアンロック（保有制限解除）による売り圧力の可能性に直面しているが、市場が好意的に反応すれば0.374ドルへの回復も見込める状況にある。

次に、EOS（EOS）は57％の回復を見せ、ゴールデンクロス（短期移動平均線が長期移動平均線を上抜く現象）形成を目指しているが、0.68ドルのサポートライン維持が重要となる。

最後にHelium（HNT）は、HIPー103アップデートが予定されており、これが投資家心理を改善する可能性があるものの、2.30ドルのサポートを割り込むと更なる下落も考えられる。

Movement（MOVE）の分析

MOVEの価格は最近44％の調整を経て、一時史上最安値の0.286ドルを記録した。現在の取引価格は0.305ドル付近となっている。

4月9日に実施されたトークンアンロックでは、5000万MOVE（約1500万ドル超相当）が市場に放出された。これは供給増による価格下落圧力となる可能性があり、再び0.286ドルの安値を試す展開も想定される。

しかし、市場がこのアンロックをポジティブに消化できれば、0.374ドルに向けた回復シナリオも考えられる。

EOS（EOS）の分析

EOSは、3月下旬に57％という大幅な回復を達成したが、先週には15％の反落が見られた。現在の取引価格は約0.72ドルとなっている。

この価格は、重要なサポートラインである0.68ドルを現在上回っており、次の目標は0.76ドルと見られる。

さらに、50日EMA（指数平滑移動平均線）が200日EMAを上抜ける「ゴールデンクロス」形成の可能性も示唆されている。

しかし、もし0.68ドルのサポートラインを維持できなければ、0.61ドルまで下落し、この強気の見通しは無効となる可能性がある。

Helium（HNT）の分析

HNT価格は2.30ドルのサポートラインを下回り、一時約20％下落した後、わずかに回復して2.39ドル付近で取引されている。

まもなくHIP-103を含むいくつかのアップデートが予定されており、これが投資家の信頼感を高める可能性がある。市場がこれらのアップデートを好感すれば、HNTは2.75ドル方向への上昇が期待される。

しかし、再び2.30ドルのサポートを維持できなければ、2.00ドルまで下落するリスクも存在する。

新たな仮想通貨 おすすめBTC Bull Token（BTCBULL）

BTC Bull Token（BTCBULL）は、イーサリアムブロックチェーン上で発行されたミームコインだ。

ビットコインの価格上昇と連動し、保有者に対して実際のビットコインをエアドロップ（無料配布）する報酬システムを持つ。

さらに、ビットコイン価格が特定の節目（例：2万5000ドル上昇ごと）に達するとトークンの一部をバーン（焼却）する仕組みもある。

総供給量は210億トークンで、高いAPY（年間利回り）を提供するステーキング（保有して報酬を得る仕組み）も利用可能だ。

BTCBULLの事前販売では、数週間で400万ドル（約5億7200万円）以上を調達し、CoinsultとSolidProofによる2つの独立したセキュリティ監査もクリアしている。

BTCBULL価格は、2030年までにBTC価格が25万ドル以上に達した場合、0.04ドルから0.1ドル（現在）に達するとの予測もある。

BTC Bull Token公式サイトを確認する

Kaiki Tsuchioka

2020年より暗号資産（仮想通貨）投資を開始。2021年より暗号資産の情報をブログ、メルマガなどで発信開始。2025年よりCryptoDnesに参画。